安田大サーカス・クロちゃんを騙した”レイちゃま”の態度に批判殺到

デイリーニュースオンライン

ツイッター:安田大サーカス クロちゃん(@kurochan96wawa)より
ツイッター:安田大サーカス クロちゃん(@kurochan96wawa)より

 バラエティ番組『水曜日のダウンタウンSP』(TBS系/12月27日放送)の人気コーナー「クロちゃんTwitter企画第2弾」が年の瀬のお茶の間に強烈なインパクトを与えたが、放送後もクロちゃん(41)が”本気で恋した”レイちゃまを巻き込んでSNS上で炎上騒動に発展している。

「同企画はいつものように嘘つきモンスター・クロちゃんが24時間体制で10日間監視されるというもの。クロちゃんの1日先の未来がツイートされる『フューチャークロちゃん』というアカウントが用意され、そこに書かれたことがリアルに起こるという仕掛けでした。クロちゃんは相変わらずサイコっぷりを発揮し、嘘ツイートを連発していましたが、今回は”恋愛要素”をからませたため、物語は意外な方向へ転がっていきました」(週刊誌記者)

 クロちゃんは仕掛人の女性・レイちゃまことモデルの小林レイミ(27)に、本気で恋(という設定?)をし、居酒屋ではトイレに行った隙にグラスを舐める等、卑劣な行動はあったものの、レイちゃまが引っ掛けようとしていると知りながら、あえて落とし穴にハマるなど視聴者に感情移入させる展開はいつもとひと味違っていた。

 さらにクロちゃんはドッキリを明かされた後、鼻を赤らめて涙を流し、演出面でも落とし穴から一人這い上がるシーンまで映し込むなど、松本人志(54)も「切なくなる」という転がり方をみせていた。

■レイちゃま大炎上も、クロちゃん好感度アップ?

「それゆえ、今回は放送中のSNSでも『さすがにやりすぎ』『かわいそう』『面白いけど笑えない』という声が上がっていました。そして、役柄上とはいえクロちゃんを騙すことになった小林レイミのTwitterが案の定、炎上してしまった。普段ならクロちゃんのツイートに寄せられる罵倒コメントがすべてそちらに流れる形となりました」(前出・記者)

 小林は放送終了後に、ドッキリの仕掛け人としてクロちゃんと過ごした1週間に関して「身を削る思いをした」「一週間辛かった」などとツイートしている。だが、クロちゃんへのお詫びの言葉は番組中もツイートの中でも見られず、視聴者の批判が殺到してしまったようだ。

 小林のTwitterやインスタグラムには「『クロちゃんには悪いことしちゃったな』ぐらい言える器の大きさがあればあなたの好感度上がったんでしょうね」「クロちゃんいないとテレビにすらでれないのに」「お前落とし穴失敗してんだからな、クロちゃんの気づいてからのキモさに感謝しとけ」など厳しい声が集まっている。

「今回のドッキリで一番美味しかったのはクロちゃんです。もちろん、従来の変態イメージは払拭できませんが、疑いを持ちながら敢えて落とし穴に落ちた純心や、落ち度のあるタクシーにクレームさえ入れずに神対応したことは明らかに好感度アップに繋がった。さらに10分おきに嘘ツイートをするという場面では、松本から『(酔ってた方がネタが)面白い』と芸人としての地力を評価されたことで業界内の高評価に結びついたでしょう」(バラエティ番組の放送作家)

 同放送作家によれば、今回は企画段階で番組の功労者・クロちゃんへのご褒美的な側面もあったのではないかとの見方も。とはいえ、BPOの締め付けも強まる中、挑戦的な企画を続ける『水曜日のダウンタウン』とクロちゃんの次の展開を楽しみにしたい。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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