鑑定2500万円「世界に3点だけの茶碗」ニセモノ騒動が再燃

まいじつ

Garsya / PIXTA(ピクスタ)
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『TOKIO』の国分太一がMCを務める1月17日放送の『ビビット』(TBS系)で、中国の陶芸家の李欣紅さんが『曜変天目茶碗』と鑑定された陶器について「わたしの作ったもので間違いないです。およそ1400円で販売していた」と明かしたことで、大きな波紋が広がっている。

2016年12月に放送された『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)で、世界に3点しかないという『曜変天目茶碗』とみられる陶器が登場し、2500万円の鑑定結果が出た。放送直後は“世紀の大発見”と騒がれ、新聞などでも報道されたが、その後、検定結果を疑問視する声が上がり、陶芸家の長江惣吉さんが「本物とは思えない」と『放送倫理・番組向上機構(BPO)』に審査を求める一幕もあった。

「放送直後からインターネット上では《やっぱり偽物だったか!鑑定団はなんて謝罪するのかな》、《第一人者の長江さんがあれほど本物とは思えないと指摘していたのに、否定していたやつはどうするつもりだ》といった書き込みが多数投稿されました。李欣紅さんの告白が本当なら、安易に本物認定した鑑定団に批判が集まるのは当然ですが、その一方で『この中国の陶芸家が本当に作った証明はできるのか』といった意見もあります。どちらにしろ、一旦は収まった騒動がまた再燃したことは間違いありません」(テレビ雑誌記者)

一度は終息した騒動だったが…

中国では本物の曜変天目が手に入るなら10億円だって払ってもいいという人もいるくらい希少な陶器。番組に鑑定を依頼した徳島県のラーメン店経営の男性は、前回の騒動で懲りてしまったようで「二度と鑑定はしない」との言葉を残し、この話題は一旦終息していた。だが、はたして今回のビビットの放送を見てどう思っているのだろうか。

ネット上では《プロの鑑定士を騙すほどの陶器が簡単に作れるのなら、もはや本物にも大した価値がないんじゃないか》などといった、皮肉にも取れる投稿もある。

もはや何が本物で何が偽物なのか、誰もうかつに声を上げられない状態になっているが、いっそ『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日)で連勝中の“一流芸能人”GACKTに判断してもらってはどうだろうか。

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