サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ブラゾンドゥリスを頭から狙い撃つ」 (2/2ページ)
近親にもレギュラーメンバー、カネツフルーヴといったダートで活躍した馬が多くいて、文句なしのダート巧者だ。その馬が本格化間近とあっては狙わない手はないだろう。
休み明けを使われつつ調子を上げてきており、前走のギャラクシーS(2着)も見せ場たっぷりだった。相手なりに走る勝負根性が持ち味で、東京コースも得意。さらに言えば1400メートルの距離もベスト。この中間も順調そのもので、頭から狙い撃ちといこう。
シルクロードSは、ハンデ戦。こちらも簡単には決まるまい。高松宮記念を前にして脚を隠す馬もいることを思えば、伏兵の台頭も十分ある。期待したいのは、カラクレナイだ。
GIIフィリーズレビューを勝っており、力は証明済み。しかし、桜花賞4着以降は結果を出せずに終わり、前々走のGIIスワンSを52キロで16着に敗れていることを思うと、ハンデは53キロ止まりだろう。
祖母レッドチリペッパー(重賞2勝)譲りの強烈な末脚が武器の馬。良馬場なら存分に持ち味が発揮されていい。中間は順調そのもの。まだ伸びしろが十分な馬であり、大いに期待したい。
穴はアレスバローズだ。こちらもしまいの脚は強烈。昇級初戦になるが、状態はさらに良化している。大勢逆転があっていい。