天才テリー伊藤対談「丸山桂里奈」(2)選手時代にそんな辛い思いをしたの (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「丸山桂里奈」(2)選手時代にそんな辛い思いをしたの

テリー でも、小6でサッカーを始めるって、ちょっと遅いんじゃないですか?

丸山 ですね。みんな小1くらいから始めています。

テリー それでも日本代表になるんだから、すごいよね。

丸山 私、もともと足がすごく速かったんです。男の子相手でも全員抜いていけたので、「サッカーなら一流の選手になれるかも」と思っちゃって、中学生になった時、読売ベレーザ(現・日テレベレーザ)の下部組織「メニーナ」のセレクションを受けたんです。そしたら、500人中10名の合格者に入ることができて。

テリー すごいね。最初からモノが違うんだな。

丸山 いえいえ。それで中学の3年間、技術を専門的に教えてもらったら一気に上達したんですよ。その時に「日本代表まで行けるかも!?」なんて考えていたんです。

テリー 早いなァ。でも、夢で終わらず、しっかり実現するんだから大したもんだよ。

丸山 はい、でも大学1年生の19歳の時、最初に代表に選ばれたのには緊張しました。澤さんはもちろん、メンバーはみんな年上で、うまい人たちばかりの集団だから怖かったですね。特に私が入った時は厳しくて、いつも背筋をピンとしてないといけないぐらいでした。

テリー その頃から、澤さんって今と同じ感じ?

丸山 そうですね。

テリー サッカーのために常に自分を律しているというか、友達もいなさそうなイメージがするけど。

丸山 全然そんなことないです。確かに、最初の代表遠征で初めて2人部屋になった時はドキドキしましたけど、澤さんは本当に優しくて、すごくよくしてもらいましたから。

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