北アフリカ最大の神学校、モロッコ・マラケシュ「ベン・ユーセフ・マドラサ」の美しさに息を呑む (1/3ページ)

GOTRIP!

北アフリカ最大の神学校、モロッコ・マラケシュ「ベン・ユーセフ・マドラサ」の美しさに息を呑む

北アフリカの国、モロッコきっての観光都市・マラケシュ。マラケシュといえばなんといってもジャマ・エル・フナ広場が有名ですが、世界遺産にも登録されているメディナ(旧市街)には、ほかにも数多くの見どころがあります。

そのひとつが、城壁に囲まれたメディナのほぼ真ん中に位置する「ベン・ユーセフ・マドラサ」。

「マドラサ」とはイスラム神学校のこと。モロッコを旅するなら必ず一度はマドラサを訪れる機会があることでしょう。

モロッコに数あるマドラサのなかでも、マラケシュのベン・ユーセフ・マドラサは北アフリカ最大のマドラサとして有名。1565年にサアード朝のスルタン、アブダラー・アル・ガリブによって建てられ、最盛期には900人もの学生がここで暮らしながら学んでいました。

当時の建築技術の粋を集めて造られたこのマドラサは、アラブ・アンダルシア建築の最高傑作と名高く、現在もその輝きは色あせません。

フナ広場から迷路のように入り組んだ路地が広がるスーク(市場)を通ってベン・ユーセフ・マドラサに向かうとき、この先に大規模なマドラサがあるなんて想像もつきません。

しかし、門をくぐってマドラサの中庭に足を踏み入れた瞬間、メディナの喧騒とは隔てられた静寂の世界に息を呑みます。

マラケシュの青い空の下でバラ色の壁が輝き、その壁は信じられないほどに精緻な装飾で彩られています。

「北アフリカ最大の神学校、モロッコ・マラケシュ「ベン・ユーセフ・マドラサ」の美しさに息を呑む」のページです。デイリーニュースオンラインは、マドラサベン・ユーセフ・マドラサマラケシュイスラム建築モロッコカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る