ロンブー田村淳がレースクイーン廃止に異議「蔑視という奴らが蔑視してる」

デイリーニュースオンライン

Photo by Nicholas Kennedy Sitton(写真はイメージです)
Photo by Nicholas Kennedy Sitton(写真はイメージです)

 ロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)がF1のレースクイーンが廃止になったことに「蔑視という奴らが1番蔑視してる」との持論を展開し、共感を得ている。

「田村が問題にしたのは、自動車レースの「F1」が1月31日に公式ウェブサイトで「グリッドガール(レースクイーン)は何十年にもわたり、レースに必要不可欠なものだったが、現代の社会通念にそぐわなくなった」として、3月25日に始まる今シーズン「豪メルボルンGP」から廃止すると発表した件です。F1が動いた背景には、ハリウッドの大物プロデューサーが女優へのセクハラした問題をきっかけに、性差別や性暴力への抗議が世界的に広がっている流れがあったと言われています」(週刊誌記者)

 田村は2月1日にTwitterで「レースクイーンも ラウンドガールも イベントコンパニオンも グラビアアイドルも みんなやりたくてやってるんだよね? しかも 選ばれた人がやってるんだよね? 女性が勝ち取った地位を 女性団体が奪う事になってない? 『蔑視という奴らが1番蔑視してる』」と指摘した。

 田村のつぶやきには、SNS上でも「女の敵は女! レースクイーンたちは誰も望んでない」「女性団体の主張ってさ、結局、美人様の特権を壊すのが目的」「ていうか文句言ってる女性団体は、F1とか見ねえじゃん!」「男女平等を訴えるならレースキングを作れよ」と多くの共感する声が集まった。その一方で「日本が世界に近づきたいのならもう少し世界の認識に近づけってこと」「ほとんどアルバイトだよ。”勝ち取った地位”って何? そんな名誉な事なの?」という否定的な声もあった。

「F1に圧力をかけたと見られるのは、英国の団体『Women Sport Trust』です。同団体はF1だけでなく、ボクシングのラウンドガールや自転車レースにも抗議しており、こうした女性の活躍を『多くの男性と女性にとって不快なもの』で『時代遅れの習慣』だと断じ、『新たなファンを得る機会を逃すだろう』と警告したようです。F1は昨今は世界的に視聴率(契約視聴者数)が減少するなど、低迷が続いています。同社は16年9月、米国のリバティ・メディアが85億ドル(約9485億円)で買収してから、よりエンタメ志向へとシフトしたこともあり、女性団体からの圧力も無視できなくなったようです」(前出記者)

 たしかに性差別・性暴力への意識の高まりや、ポリティカルコレクトネスは、世界的な潮流となっている。1月に行われた米国ゴールデングローブ賞授賞式でも、性的加害行動とその容認を糾弾する「タイムズ・アップ」運動を支持し、出席者のほぼ全員が黒いドレスやスーツを着ていた。この波は、わが国・日本にも押し寄せるのか。田村ならずとも、ショーアップに欠かせない、華が消えてなくならないことを祈るばかりである。

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