テレ朝・報ステの”自衛隊嫌い”が発動?富川アナ「わずか1.5キロ」発言で炎上の背景

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テレ朝・報ステの”自衛隊嫌い”が発動?富川アナ「わずか1.5キロ」で大炎上の背景(写真はイメージです)
テレ朝・報ステの”自衛隊嫌い”が発動?富川アナ「わずか1.5キロ」で大炎上の背景(写真はイメージです)

 テレビ朝日『報道ステーション』の”自衛隊嫌い”がここでも発揮か。7日放送の同番組で、富川悠太アナ(41)が福井県で懸命に除雪作業に従事する自衛隊に対し、「わずか1.5km」などと発言し、ネット上で炎上している。

「福井県の国道8号では前日から積雪が1メートル45センチを超え、1500台もの車両が雪に閉じ込められました。災害派遣の要請を受けた自衛隊では、全国から1100人の隊員たちが駆けつけ、24時間態勢で除雪作業に従事。なお降雪の続く中、隊員たちは身体の半分以上を雪に埋めながら、手作業で雪を搔き出し、車を押していました。現地からの中継に、富川アナは『いま映っているのは新潟から来た自衛隊員の皆さん。昨日の夜10時から除雪作業を続けていて220台を救った』などと説明。その後、ガッカリした様子で『ただ24時間で除雪できたのは、わずか1.5kmほどなんです』と付け加えたんです」(週刊誌記者)

 温かいスタジオから、人ごとのように評した富川の「わずか1.5km」発言に、SNSメディアや掲示板では批判が殺到。「雪国の人間なら、あいた口が塞がらんわ。1.5kmの除雪ってどんなに大変か。」「スタジオを出て、スコップもって1mでも掘り進んでみろ」「福井県民を敵にまわしたな」「”わずか”って明らかな主観。自衛隊を距離という成果で測んなよ。便利屋じゃねえんだぞ」「またテレビ朝日の自衛隊アレルギー!」と厳しい声が飛び交っていた。

 またヒゲの隊長こと佐藤正久外務副大臣(57)も思うところがあったのか、Twitterで富川の舌禍を引用しつつ「【皆さん、どう思われますか?重機が入れるところは地元の建設業者等も行なっています。】現場がわかっていないような気がします。重機が入れない場所こそがポイントでは?」と困難を極める除雪作業を説明している。

 富川アナは、2月5日放送の陸上自衛隊のAH64Dヘリの墜落事故の際も、ほらみたことかと言わんばかりに終始得意げに危険性を訴え、行方不明になられた自衛隊員については触れることはなかった。政治的な問題で「自衛隊嫌い」なのは結構だが、災害時に「便利屋」扱いするのはいかがなものだろう。せめて救助活動では、先入観のない報道をしてもらいたいものである。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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