巨人に燻ぶる「5つの激ヤバ火種」 (2/3ページ)

日刊大衆

「本来なら、井端弘和内野守備走塁コーチが由伸監督の参謀として作戦面でも積極的にリーダーシップを発揮していくべきで、僕も彼に、そういう話をしたことがあるが、外様だからか遠慮しているところがある」

 となると、今年からバッテリーコーチも兼ねる村田真一ヘッドコーチが、引っ張って行かなければならないことになる。しかし、彼には、「ベテランに厳しいことを言える得がたい存在」という評価の反面、「名前を聞くのも嫌だ」と一部の選手に毛嫌いされている、という声もある。「今年も口数少なく暗そうな由伸監督に、明確な役割分担がいまひとつ見えないコーチ陣。首脳陣の指導力のなさが大炎上を生むかもしれません」(前出の記者)

■外国人選手に大問題が!?  阿部発言、首脳陣の指導力不足に続き、3つ目の火種は、中日から2年総額8億円で移籍してきた4番候補のゲレーロ。昨年は打率.279、35本塁打の成績を収め、日本野球にも十分対応できることを証明したが、もう一つ関係者を驚かせたのは、「元所属のドジャースでは問題児だったと聞いていたが、意外とおとなしい選手だったこと」(中日関係者)

 ただ、こんな声もある。「メジャー担当記者は、“巨人はよくゲレーロを取ったな”と言っていましたよ(笑)。ドジャースではチームメイトと耳を噛みちぎられるほどのケンカをしたこともあるトラブルメーカー。17年度、ドジャースは契約が残っていて年俸の支払い義務があるにもかかわらず、彼を中日に出した。つまり、“金は払うから出て行ってくれ”ということです。チームは変われども、NPB2年目。慣れてきてワガママになる、怠慢になった外国人助っ人は星の数ほどいます」(前出の記者)

 4つ目の火種は、このゲレーロ及び新外国人投手・ヤングマンの加入によって、外国人枠(1軍登録は最大4人)が足りなくなり、1人が使えなくなることだ。マイコラスに代わる先発ヤングマン、新大砲のゲレーロ、打線の中心・マギーは当確。抑えのマシソン、カミネロが降格候補だが、「どちらが消えるにせよ、これは大問題。昨年肩痛で投げられなかった澤村拓一、衰えが顕著な山口鉄也、西村健太朗らベテランセットアッパーに期待はできない。

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