巨人に燻ぶる「5つの激ヤバ火種」 (3/3ページ)

日刊大衆

勝ちパターンが確立できないという大問題が生じますね」(スポーツライター)

■村田修一のクビに長野久義は涙を流し…  そして、最後の火種は、“村田修一のクビ”だ。「そつないサードの守備に、16年は打率.302、25本塁打を残した村田を手放したことは戦力的にも問題ですが、あの辞めさせ方は選手たちに大きなショックを与えました」(前同)

 村田の退団が決まったとき、「選手としても人間としても尊敬していました」と涙を流した長野久義が典型だが、チームの功労者に対する非道な“仕打ち”は、必ず選手たちのメンタル面にも影響を与えるはずだ。黒江氏は「それだけではない」と付け加える。「結局、外様だからクビを切られたということだよね。過去にもそういうことがあったけど、あれでは村田がかわいそう。こんなことを繰り返していると、有力な選手が巨人に来なくなってしまいますよ」

 多くの火種を抱えたまま船出した由伸巨人。前途は多難だ。

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