サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「キングズガードの末脚が穴」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「キングズガードの末脚が穴」

 冬のこの時期は、ダート競馬がよく似合う。今週はその厳寒期の祭典と言ってもいいフェブラリーSがメインだ。

 GI戦とあってすこぶる顔ぶれがいい。昨年の覇者で、昨年度のダート王の座に就いたゴールドドリームが健在ぶりを誇示できるかが焦点となるが、前哨戦の根岸Sの1、2着馬、ノンコノユメとサンライズノヴァを筆頭に、カフジテイク(2月6日時点では除外対象)、サウンドトゥルー、東海Sを制して意気上がるテイエムジンソク、さらにはベストウォーリア、地方競馬の雄ララベルなど多士済々だ。

 舞台は東京のマイル戦。根岸Sから1ハロン距離が延びるわけだが、この1ハロンの違いで結果はどう転ぶのか。毎年激しい競馬が繰り広げられており、まさに見応え満点の一戦だが、直線が長いだけに紛れは少ない。

 馬単導入後の03年以降、これまでの15年間、その馬単で万馬券になったのは4回(馬連は3回)。1番人気馬は8勝(2着1回)、2番人気馬は3勝(2着2回)。比較的人気サイドで決まるレースと見ていいだろう。

 年齢的にはどうだろう。ダート競馬は芝より高年齢馬の好走が目立つが、このマイルのGIに関しては明け4歳馬、充実期を迎える5歳馬が圧倒的に優位にある。過去15年を振り返って見ても4歳馬が8勝(2着5回)、5歳馬は6勝(2着4回)。7、8歳馬は2着はあっても勝ち馬はおらず、まずは4、5歳馬に狙いを定めておけば、損は少ないということか。

 そうしたデータを踏まえれば、やはり5歳馬ゴールドドリームが最右翼ということになるが、はたしてどうだろう。

 4、5歳馬によりチャンスがあるとすれば、4歳馬サンライズノヴァも最有力候補ということになっていい。東京コースがめっぽう得意で、好走の条件がそろっている。しかし、だからといって絶対視していいか、どうか。難解このうえない一戦と言っていい。

 穴党として狙ってみたいのは、キングズガードである。まったくの人気薄で笑われそうだが、力は間違いなく秘めており、軽く見てもらっては困る。

 イキのいい4、5歳馬ではなく、峠を過ぎた7歳馬。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「キングズガードの末脚が穴」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 2/22号キングズガードゴールドドリーム水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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