阪神 金本監督が引退までイジメぬくベテラン鳥谷への仕打ち (1/2ページ)

週刊実話

阪神 金本監督が引退までイジメぬくベテラン鳥谷への仕打ち

 「鳥谷イジメ」の第2章がキャンプで幕を開けた。チームトップの打率を残しても、レギュラー・ポジションは保証されないのだ。
 「金本知憲監督(49)は1月の名球会行事でハワイ入りした際、同じく名球会メンバーの福留孝介(40)と鳥谷敬(36)の2人を呼び出し、3人だけで食事をしています。そこで、金本監督が今季の展望、指揮官としてイメージするチーム像を語り、両ベテランはじっと聞き入っていました」(球界関係者)

 このハワイでの密談情報の通りなら、金本監督は鳥谷と福留の両ベテランを「頼りにしている」ということになる。
 「あと、糸井嘉男(36)ですよ。この3人と、新加入のウィリン・ロサリオ(28)、投手のメッセンジャー(36)を頼りにしています」(在阪記者)
 つまり、金本監督の「頼りにしている」の言動には、色々な意味が含まれているのだ。ベテランにはチームを牽引してもらいたい、だが、「安定した成績も残してほしい」と…。

 就任1年目、「ベテランが安定した成績を残さなければ…」とこぼしていたが、その「安定した成績」の解釈が危ないのだ。金本監督はキャンプイン直前、こんなことも話していた。
 「トリ(鳥谷)も休みを入れながら起用していった方がいいかもしれない」

 福留がそうだった。昨季、40歳でのシーズンを迎えたベテランに対し、金本監督は“リフレッシュ休暇”を設け、意図的にスタメンから外していた。これが故障防止にも繋がった。
 今季、引退の二文字が身近に感じる37歳を迎える鳥谷に対しても、時折、スタメンから外す起用法を視野に入れているのだ。

 ただ、鳥谷には連続試合出場の記録がまだ更新中だ。なので、スタメンから外れても、代打などでの途中出場をさせなければならない。しかし、キャンプでは、鳥谷を完全に外す構想もチラついていた。
 「二遊間のレギュラー争いですが、開幕直前まで決まらない可能性があります。金本監督は、同じ実力なら若い選手を使う方針です。二遊間のレギュラー争いが他のポジションにも飛び火しそうです」(取材記者)
 鳥谷はショートからサードに移って復活した。一昨年は大不振だったが、昨季の打率2割9分3厘はチームトップ(規定打席以上)。ゴールデングラブ賞も獲得した。

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