天才テリー伊藤対談「音喜多 駿」(4)国政のチャンスを蹴っていたんだ!? (1/2ページ)
テリー 音喜多さん自身のお話も聞かせてください。政治家としての将来は、どんなビジョンをお持ちですか?
音喜多 今はしっかりと都政に向き合い、真剣に取り組んでいきます。ただ、私は「総理大臣になろう!」と決めてこの世界に入ってきましたので、やはり国政に興味がありますし、もし機会があるなら、国政に行きたいと思っています。
テリー その場合、どこかの党に入るんですか?
音喜多 今は希望の党も自民党も入れてくれませんから(笑)、独立独歩でいくしかないでしょうね。
テリー ハハハ、希望の党なんか、いちばん入りたくないでしょう?
音喜多 絶対無理ですね。でも離党の時、実は希望の党から「衆議院選挙の東京1区から出てくれ」とオファーがあったんですよ。もちろん、お断りしたんですが。
テリー えっ、あんなに揉めていたのに、どういうこと?
音喜多 私の離党は昨年の10月5日ですが、当然、直前までその情報は伏せられているじゃないですか。その間に、「お前は希望の党から出馬すればいい。国会に行けるんだから、もう少し我慢しろ」と。
テリー 要は小池知事に反抗するな、ちょっと我慢したら国政に出られるぞ、という甘い誘いだったと。
音喜多 そうです、「お前も衆議院議員になれるチャンスだぞ。今、希望の党には100~150議席の予測が出ているんだから」と、口説かれたわけです。でも、そもそも小池知事の言行不一致が許せなかったですし、こんな形で国会議員になってしまったら、もう一生、小池知事の靴の裏を舐め続けなければいけないわけじゃないですか。
テリー ペロペロ舐めればよかったのに。
音喜多 アハハハハ。