カーリング女子に「そだねー」を言わせるマスコミに“しつこい”と批判

アサジョ

カーリング女子に「そだねー」を言わせるマスコミに“しつこい”と批判

 ちょっと残念な展開になってきた?

 日本中を熱狂させた平昌五輪。フィギュア男子・羽生結弦の2連覇、小平奈緒や高木姉妹の女子スピードスケートの躍進、そして大会後半を大いに盛り上げ、社会現象的な人気を得たのが銅メダルに輝いたカーリング女子だろう。手に汗握る劇的な試合のほか、ハーフタイムの“もぐもぐタイム”、「そだねー」のコミュニケーションワードも大きな話題になったのだが‥‥。

「会話でもSNS上でもどんな場合でも使えますから、日本中に『そだねー』が飛び交っています。まさしく流行語状態ですね。ところが、2月27日に都内で開かれた日本選手団の解団式で、メディアから『そだねー』をほぼ強引に披露させられ、言わされた本人たちもちょっと戸惑っていたようにも見えたことから、ネット上にはブームをあおり続けるマスコミに対して批判的意見が寄せられました。と同時に『しつこい』『お腹いっぱい』という声も見受けられます」(女性誌記者)

 また、「競技じゃなくてお菓子や言葉だけが注目されて気の毒」というカーリングファンの切実な声も少なくなく、カーリングがもっとメジャー競技として根付くことを願う選手たちの思いとは違う方向の話題が先行しているようだ。

「五郎丸ポーズだけが一人歩きしたラグビーブームに近いものを感じますね。ネット上の“一過性の流行で終わらせたくない”という競技ファンの真摯な投稿にも、『そだねー』と茶化して返される始末。せっかく彼女たちが快挙を成し遂げたのに、なんだかヘンな展開になってきました」(スポーツ紙記者)

 持ち前の明るさと笑顔と勝負強さで、日本中に元気を与えてくれたカーリング女子。その愛くるしいキャラクターと同じぐらいに、競技の面白さが定着することを願いたい。

(飯野さつき)

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