東京五輪キャラにこれじゃない感?韓国からは「一番ダサいの選んだ」の指摘も

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東京五輪キャラにこれじゃない感?韓国からは「一番ダサいの選んだ」の声も
東京五輪キャラにこれじゃない感?韓国からは「一番ダサいの選んだ」の声も

 東京五輪・パラリンピックのマスコットが子供たちの投票によって、市松模様の「ア」案に決まるも、ネット上の大人たちの間には何ともやり切れない「これじゃない」感が蔓延している。

 結果が明らかになったのは2月28日の正午、品川区立豊葉の杜学園で行われたマスコット小学生投票結果発表会。全国の小学校など1万6000校余りの約20万のクラスが投票を行い、市松模様の「ア」の作品は10万9041票を獲得。狐と狛犬をモデルにした「イ」は6万1423票、狐や狸をイメージした「ウ」は3万5291票と、ア案がぶっちぎりの独走でマスコットに選ばれる形となった。

 発表直後から、SNS上では決定を祝う声が見られたものの、同数以上に困惑気味の声も聞かれた。特徴的なのは「悪くはないが、喜べもしない」といった、モヤモヤしたやり切れない空気が広がったことだ。「なんだろ、このコレジャナイ感」「イか、ウだと思ってたから、完全にアの存在を忘れてた」「いかにも多数決で決めた無難な決定なんだよなー。突き刺さる印象がない」「特に青い方、まったく主役感がない。ソーシャルゲームだったら絶対モブキャラだろ」など、決定を手放しで喜べない意見が多かった。

 たしかに、ネットの前評判は「ウ」が優勢だった。昨年12月に神戸新聞社がTwitterで行った人気投票でも「ウ」が1224票中539票の1位。日刊スポーツのネットアンケートでも「ウ」が54.1%を占める人気を見せていた。だが、これらに投票したのはいずれも大人たち。子供たちの感性とはズレがあったようである。

 その一方で、平昌五輪を終えたばかりの韓国のネットからも「日本がこういうのは呆れるほど上手いのに、残念な結果」「地方自治体が適当に作ったマスコットのレベルのようだ」「スホラン(平昌五輪公式マスコット )の圧勝」「良かった。一番ダサイの選んでくれて」など、容赦ない声が上がっている。

 はたして、ア案にこれじゃない感を感じてしまうのは、大人の杞憂なのか。ニッポンの未来をになう子供たちの目を信じて、この2体のキャラが2020年の大会を盛り上げてくれることを期待したい。

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