深キョンがいよいよ妊婦に!「隣の家族は青く見える」がクライマックスに突入

デイリーニュースオンライン

隣の家族は青く見える - フジテレビ公式サイトより
隣の家族は青く見える - フジテレビ公式サイトより

 深田恭子(35)が主演を務める「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系)の第8回が3月8日に放送され、平均視聴率が6.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことがわかった。前回と比較して0.8%アップし、初回に続き2番目に高い数字を記録している。

 前回放送時には低視聴率や急展開の連続で、「もしや打ち切り?」と噂されていたが、きちんと10話すべて放送されることが決まり、本作のファンはホッとしているだろう。第8話で、奈々(深田恭子)は体外受精の治療を開始する。自分で注射を打ち、採卵・胚移植を行った結果、ついに妊娠。奈々は涙を流し、大器(松山ケンイチ)と抱き合って喜びを分かち合う。

 川村家では、ちひろ(高橋メアリージュン)は亮太(和田庵)の誕生日にケーキを作るが、拒絶されてしまう。その日は、亮太の母親の命日だったのだ。ちひろは亮太に謝り、亮太は初めてちひろに自分の気持ちを告げる。ようやく川村家はまとまり始めたのだった。

 問題が深刻化しているのは、小宮山家だ。長女・優香(安藤美優)は、ダンスを続けたいから受験をやめ、公立中学に進学したいと伝えるが、深雪(真飛聖)は猛反対。さらに、深雪が定期預金を解約していたことを真一郎(野間口徹)は知ってしまう。深雪の好きなように生きてほしいと考えた真一郎は、離婚を告げ、二人の娘は自分が親権を持つと宣言する。最終回まで残すところ2話となり、各家庭の問題が解消されつつあるが、小宮山家だけは問題が肥大化するばかりだ。

 これまでの仕事ばかりだった人生を見直したいという夫・真一郎と、自分を褒めてくれない毒親に育てられた経験から、周りに見栄を張り続ける妻・深雪。それぞれの言い分は理解できるものの、お互いに自分を主張するばかりで「これで本当に親かよ」とモヤモヤしてしまう。

 モラハラ気味の深雪に怯える真一郎を同情する声もあるが、だからといって妻子ある身で家族に相談もなく会社を辞め、ボランティアに精を出すのはいかがなものだろうか。これまで全く育児をしてこなかったのに親権を持つと言い出したり、一方的に離婚届を用意したりと、真一郎もかなり行き当たりばったりで自分勝手な人間なのだ。

 現実的に考えて、小宮山夫婦が本当に離婚してしまうとは思えないが、お互いがどのように折り合いをつけるのかは気になるところ。お菓子作りが得意な深雪が自身の特技を活かした仕事に就けば、もろもろの問題は解決されると思うのだが…。

 本作は残すところ2話となったが、今回奈々があっさり妊娠してしまった点が気がかりだ。体外受精ならばすぐに妊娠するというのは大きな誤解であり、多額の費用をかけて何回もチャレンジする夫婦も少なくはない。

 ここまで綿密に不妊治療の実態を調査し、描いてきた脚本家であれば、当然その事実も知っているはずだ。好感の持てる五十嵐(奈々・大器)夫妻には、幸せになってほしいと思う気持ちがあるからこそ、今後の展開が非常に気になる。不妊治療の現実にどこまで迫るのか、脚本家の腕に期待したいところだ。

文・Harumaki

「深キョンがいよいよ妊婦に!「隣の家族は青く見える」がクライマックスに突入」のページです。デイリーニュースオンラインは、隣の家族は青く見える深田恭子エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧