海外では常識!女性が「ちつケア」をすべき最大の理由 (2/2ページ)

新刊JP

■日々のおりものチェックで健康管理をする

膣に異常が出たり、病気に罹ってしまったとき、そのサインとなるのは、おりもの。
健康なときは、ほぼ無色透明に近く、においはほとんどありません。

しかし、色が白濁したり黄色や黄緑色がかっている、においがきついという場合には、膣カンジダ症や膣トリコモナス症などの病気に感染していることがあります。

膣の病気はセックスから感染するというイメージがあるかもしれませんが、女性の5人に1人が罹るといわれる膣カンジダ症の原因・カンジダ菌は、誰の体にも棲みついている常在菌。体が健康なときはおとなしくしていますが、体調を崩したり、膣の洗いすぎなどで膣内環境のバランスが崩れてしまうと、誰でも罹る可能性があります。

日ごろからきちんとおりものをチェックし、いつもと違う症状が見られた場合には、すぐに婦人科を受診しましょう。

■大豆イソフラボンをたっぷり摂って、女性ホルモンの働きをサポート

女性の心と体の美と健康の味方とされるのが、エストロゲンという女性ホルモン。

エストロゲンは35歳くらいから減少していきますが、無理なダイエット、ストレスなどが原因となり、分泌が低下してしまうこともあるそう。そうなると、精神的に不安定になってイライラしたり、膣内環境の乱れによる膣炎の発症、肌あれ、めまいなどの体の不調が生じることも。

そんなときは、イソフラボンが助けになってくれるかも。イソフラボンは体の中でエストロゲンに似た働きをしてくれる物質です。大豆に多く含まれる成分なので、豆腐や味噌、納豆などの大豆製品を上手に食事に取りいれていくとよいでしょう。

「ちつケア」には、このほかにも膣周りの締まりをよくする筋トレやマッサージなど、さまざまなものがあります。

「ちつケア」で体を中から整える習慣を身につけられれば、女性ホルモンが乱れたり、加齢により減少していっても、膣も体も健康で若々しい状態をキープすることが期待できます。

アンチエイジングにもつながる「ちつケア」。はずかしいという思い込みは捨てて、取り組んでみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

「海外では常識!女性が「ちつケア」をすべき最大の理由」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る