私たちはこうして末期ガンから生還した!(1)手の施しようがないと宣告 (1/2ページ)

アサ芸プラス

私たちはこうして末期ガンから生還した!(1)手の施しようがないと宣告

 まだまだ“不治の病”というイメージが強いガン。年間約100万人が罹患し、約40万人が亡くなる。治療は手術、抗ガン剤、放射線が主流だが、再発も多い。しかし、医者から「余命0」と宣告されて見放されたにもかかわらず、3大療法に頼らず奇跡の生還を遂げた、元末期ガン患者たちがいた。彼らのガン克服ドキュメントをお伝えしよう。

「あなたは、前立腺ガン。リンパには転移していないものの、恥骨に転移しており、ステージも最終段階の末期ガンなので、手術も抗ガン剤も放射線治療も一切できないと言われた。手の施しようがないと。そう告知を受け、“死”というものが現実に目の前に現れ、谷底に突き落とされたようなショックを受けました」

 今だから、とこう話すのは佐々木英雄さん(78)だ。生まれも育ちも宮城県。定年まで42年間勤めた銀行を退職後の2007年4月のこと。もうじき死ぬのかと、目の前が真っ暗だった。地方では一番の大学病院の医者から「できることはない」と言われたのだ。

 保健師だった奥さんが持っていた“健康本”を片っ端から読み漁った。なんとか治りたい一心だった。そして出会ったのが故・安保徹新潟大学教授(当時)の著書「体を温め免疫を高めれば、病気は治る!」(宝島社、石原結實氏と共著)。免疫力を上げ、自然治癒力でガンに立ち向かってみようと決める。週に1回、安保教授の勧める療法を受けるため、県外の病院に新幹線で通院する日が続いた。

「安保先生の教えがよりどころで、先生の言うガンを治す4カ条(【1】ストレスの多い生活のパターンを見直す。【2】ガンの恐怖から逃れる。【3】免疫を抑制するような治療を受けない。受けている場合はやめる。【4】積極的に副交感神経を刺激する)を手がかりに、自分なりに治療方針を立てて、実践しました」(佐々木さん)

 生来の完璧主義者だった佐々木さんは、安保教授の教えを完璧に実践しようとする。それまでの忙しい生活スタイルを見直し、食事は玄米菜食主義。そして、ウオーキングや半身浴、爪揉みなどを行う。しかし一人でやる不安はつきまとう。はたしてこれでいいのか‥‥。

 ガン宣告から5カ月ほどたった頃、「がんの患者学ワールド」というチラシを目にする。

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