桜田淳子の芸能界復帰に待ったの声?おぎやはぎ・小木「黒い組織にお金がいく」

デイリーニュースオンライン

Photo by dbnunley(写真はイメージです)
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 28日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、桜田淳子が芸能界復帰に向けた動きを特集。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者の彼女が、活動を再開することに対して疑問の声が相次ぎ、なかでも、おぎやはぎの小木博明は、旧統一教会を「黒い組織」と例え、芸能活動で得た資金が、教団に流れるのではないかと強い疑念を示した。

 番組では、「直撃取材!桜田淳子(59)単独コンサート開催 芸能界復帰に被害者弁護団からは待ったの声!」と題し、桜田淳子が還暦を迎える今年に入り、イベントの開催やニューアルバムの発売など芸能界への本格復帰に向けた活動が見られることを紹介。昨晩も、銀座の劇場で単独コンサートを開き、会場は超満員になるなど、その人気の健在ぶりが明らかにされた。

 しかし、その一方で、旧統一教会の霊感商法被害の根絶と、被害者救済を目的に結成された「全国霊感商法対策弁護士連絡会」は、彼女の芸能界復帰に猛反発。先日13日に開かれた会見で、川井康雄弁護士は、「旧統一教会による献金強要、さらいは詐欺・脅迫的加入による被害発生に桜田淳子氏は今も無批判に関わり続けている」「桜田氏がそのような活動を行う一方で白々しくタレントとして歌い、あるいはお喋りすることは到底許されるものではない」と、非難の声明を発表した。 

 弁護士連絡会の主張によると、桜田純子が旧統一教会への入信を公表した1992年以降、現在までに約2万3千件、約800億円の被害相談があり、いまだ年間100件以上の被害相談があるという。そして、彼女が稼いだお金のほとんどが旧統一教会に流れる可能性が高いという指摘もされた。

 これを受けて、宗教ジャーナリストの小川寛大氏は、「旧統一教会は、有名なのでは何百万円もする壺を売ったりとか、問題を多々起こしてきた宗教団体であることは事実」「全財産を寄付してしまったりとか、家族がそれで崩壊したという例も裁判が起こって、教団は何度も負けている。この弁護士さんたちは、被害者側に寄り添う立場の方々であるので、こういう発言が出るのは分かる」と解説。番組MCの坂上忍も、「約800億円の被害や、いまだに年間100件以上の相談もあるという数字を見ちゃうと、弁護士連絡会の主張もうなずけるものがある」「コンサートを桜田さんが開くのは自由なのかもしれないですけれど、どこかでケジメをつけない限り、ずうっと、(復帰の賛否について)同じやりとりが続いてしまう」と問題提起した。

 また、番組では、昨晩行われた単独コンサートについても密着取材。終演後、会場を出る桜田淳子を大勢のファンが路上で出待ちして「純子ちゃん!」と声をかける姿に、坂上は、「ファンの人は満足そうですね」とコメントすると、おぎやはぎの小木は、「こういう(旧統一教会の)組織に、もしかしたらお金がいってるかもしれないじゃないですか。そういうのを知ってた上で集まるお客さんってどうなのかと思う。その(コンサートの売り上げ)資金が黒い組織にいくというのは……」と、過激な持論を展開。

 この発言には、坂上もさすがに「黒いかどうかは……」とぼやかしながらも、「いまだに集客力もあって、マスコミも集まり、ファンの方も満足するのは桜田さんの人気のあるすごさだけど、一方で被害者の方からすると、それは面白くはないと思うんですけど」と苦言を呈した。これには、スタジオ内からも同意する声があがっていた。

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