サンウルブズ奮闘するもブルーズに逆転負け… ミスで自信失い7連敗 (3/3ページ)

ラグビーリパブリック

そこで後半の最初にとられたことで勢いが落ちた。前半のような自信がなくなった」と悔やむ。

 今季、トップ5入りという目標を掲げたサンウルブズ。しかし全15チーム中、9節を終えて唯一勝星を獲得しておらず、最下位に沈んでいる。それについて問われたジョセフ ヘッドコーチは、「5位の設定理由は、高い目標を掲げ、気持ちを高めるためにも定めた。また、マーケティング的にも、それぐらいの方がいいと考えた。ブルーズは11人のオールブラックス(ニュージーランド代表)がいるが、それでも勝てなかったり、怪我人が出れば負けが込んでしまう。それが、このリーグ。タフなのは最初からわかっている」と話し、そのなかで、コーチ陣と選手たちで連携し、目の前の試合に集中してやっていると主張した。

 来週からはニュージーランドに遠征し、21日にクライストチャーチで昨季王者のクルセイダーズと対戦、翌週にはウェリントンで現在首位のハリケーンズに挑む。サンウルブズにとっては、これまで以上にタフな戦いが待っている。

「サンウルブズの視点から見ると明るくないのは現実」と認めた指揮官。しかし、来年秋に自国で開催されるワールドカップをビッグターゲットとする日本代表の視点から見ると、収穫は決して少なくない。「多くの日本の選手たちがこのレベルを体感することができている。層の厚さという意味では、ジャパンAがいまニュージーランドに行っている。ワールドカップまでに、まだ15か月あると考えている」と語った。

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