天才テリー伊藤対談「枝野幸男」(3)党の方針を伝える努力が大事ですね (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「枝野幸男」(3)党の方針を伝える努力が大事ですね

テリー 立憲への不信という話で言えば、鳩山(由紀夫)さんが総理になった時に「沖縄から米軍基地をなくす」とカッコいいことを言ったわりに結局何もできなかったじゃないですか。あの不信感も、国民の中には残っている気がするんです。だから立憲の言っていることは、「なるほど」と思う部分もある一方で、現実問題として「ちょっときれいごとすぎないか?」とも思えちゃうんですよね。

枝野 その件に関しては、当時、私は広い意味での当事者でしたから、身に染みています。ですから、「できるという裏付けがないことを言ってはいけない」という教訓になっています。やはり、確証のないことを無責任に宣言すべきではないですよね。

テリー 実際、基地問題はどうするんですか?

枝野 もちろん、我々が政権を取ったら「やめます」と明言したいですけど、言えません。なぜなら、これはアメリカ政府も関わる話ですから。我々が政権を取ったタイミングで、アメリカの政権がイケイケドンドンのタカ派であれば、それはやはり難しいですよ。

テリー じゃあ、これも明言するのは難しいと思いますが、何年ぐらいを目標に政権奪取したいですか?

枝野 これは「できるだけ早く」ですね。「一寸先は闇」と言いますけど、本当に政治の世界は何が起こるかわからないですから。

テリー 今、森友・加計の問題で野党が政権を攻めているところですけれど、国民からは「野党はいつも文句を言っているだけ」にしか見えない。でも、政治って本当は「この国は、こういう方向へ進んでいくんだ」という“夢”を見させてくれるものだと思うんです。それで言うと、立憲はどんな夢を見せてくれようとしているんですか?

枝野 もちろん我々は与党に文句を言っているだけじゃなくて、いろいろな提案をしています。

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