羽生結弦のコーチに「熱意の直訴」したメドベージェワ

まいじつ

(C)hirokoji / PIXTA(ピクスタ)
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ロシアのフィギュアスケート選手であるエフゲニア・メドベージェワがコーチを変更することを明らかにした。今後は、羽生結弦と同じブライアン・オーサー氏の指導を受けるという。

メドベージェワといえば、ジュニア時代から“天才スケーター”の名を欲しいままにした選手だが、平昌冬季五輪では同じロシアのアリーナ・ザギトワに敗れ、銀メダルに甘んじた。

「メドベージェワは『このままではだめだ』と思ったのでしょう。オーサー氏のもとを訪ねて直訴したそうです」(フィギュア関係者)

ザギトワに日本の秋田犬がプレゼントされたように、ロシアのフィギュアスケート選手には親日家が多い。メドベージェワもそのひとりで、宮崎駿氏のアニメや『セーラームーン』が大好きだと公言している。日本国内で行われた大会では、フリー演技翌日のエキシビションでセーラームーンの衣装で登場し、そのテレビアニメの主題歌をバックに演技をしたこともある。また、羽生とも親交が深いようだ。

「メドベージェワは大会会場で羽生と会うたび、しきりに話し込んでいます。羽生がディズニーのプーさんファンであることも知っていて、アニメキャラクターの話で盛り上がっていました」(スポーツ協会詰め記者)

最初はコーチ変更に難色を示されたが…

だが今回、メドベージェワのコーチ変更はすんなりと決まらなかったそうだ。

「ロシアのスポーツニュースでも彼女のコーチ変更のことは報じられました。自国のコーチのもとを去るのですから、好意的な内容ではありませんでした」(同・記者)

メドベージェワをこれまで指導してきたのは、厳しい指導で知られるロシアのエテリ・トゥトベリーゼ氏。そのためか、オーサー氏も難色を示したという。しかし、オーサー氏が所用で韓国にいることを知り、メドベージェワは自ら訪韓して「話だけでも」と説得。オーサー氏に近い関係者によれば、断るつもりで面会したそうだが、結局はその熱意にほだされてコーチを承諾したそうだ。

「女子の世界ランキングではザギトワよりもメドベージェワの方が上です。それなのに大一番の平昌五輪で勝てなかったのは、精神的な弱さに原因があったと本人が考えている。怪我を克服して金メダルを獲得した羽生にも学びたいというのです」(専門誌記者)

羽生と過ごす時間が増えることで、メドベージェワが羽生のファンから嫉妬されることにならなければいいのだが。

【画像】

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