メッセンジャーの好投で決断!金本阪神が「5人目の外国人選手」獲得へ (1/2ページ)

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メッセンジャーの好投で決断!金本阪神が「5人目の外国人選手」獲得へ

 22日のヤクルト戦、阪神の先発・メッセンジャー(36)がチームの危機を救った。6回3失点、初回一死から四球を与えたように、走者を背負う場面も続いたが、威力のある直球とスライダー、フォークなどを織り交ぜ、粘りのピッチングを見せてくれた。
 そのメッセンジャーが国内FA権の取得条件を満たしたことは既報通りだが、来季から「外国人枠」ではなく、“日本人選手扱い”となる。つまり、来季から5人の外国人選手を一軍ベンチに入れることができるのだ。
「新外国人選手は先発タイプ? いや、2人目の大砲タイプを獲得するかもしれない」(球界関係者)
“5人目の助っ人”が必要かどうかは、シーズン終了後に判断すればいい。それが投手なのかもチーム成績を分析してから決めればいいのだが、阪神首脳陣はすでに方向性を見出していた。大砲タイプの話は本当のようだ。

「内部では、ロサリオ(29)の不振で持ちきりです。年俸3億4000万円というお高い買い物でしたし、渉外担当だけではなく、金本(知憲=50)監督自ら映像を見て獲得を決めました。『やってくれる』と期待していたので…」(前出・同)
 不振についてだが、技術的な原因もないわけではない。しかし、首脳陣の認識のなかには“独自の分析論”もあった。
「4番を予定して獲得した選手。一人だから他球団のスコアラーに(苦手コースを)徹底的に分析されたのではないか、と」
 大砲タイプを同時期に2人獲得すれば、相手バッテリーの攻め方も散漫になるのではないかというわけだ。
「福留、糸井の年齢的な懸念も重なっていると思います。期待した若手が伸び悩んだままなので、外国人野手の2人体制という作戦は間違っていません」(在阪記者)

 だが、若手の育成を優先させるべきとの意見も根強く、「外部補強は必要最低限に」との声も聞かれた。どういうわけか、期待された若手は2年続けて活躍できない。
「台湾プロ野球に良い選手がいるからね。17年シーズンまで2年連続打率4割、17年三冠王と突出したバッターがいるんです。阪神はすでに現地調査を開始しています。

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