胃痛や胃酸過多に牛乳は効果的ってホント? 食生活で胃痛をケアする方法は (3/4ページ)
胃が痛いときに牛乳を飲むことは効果的?
牛乳は胃に膜を作り、胃酸を薄めることができますので、空腹で胃が痛い場合には楽になるかもしれません。温かい牛乳を飲むとリラックスでき、痛みを忘れられることもあるでしょう。
しかし胃粘膜や筋肉が深く傷つき、穴が開いてしまっているような場合(穿孔)は、胃に物を入れると穴を通ってお腹の中のスペース(腹腔)に食べ物が流れ出し、強い炎症を起こすこともあります。
痛みの程度が強く、冷汗が出るほどの場合には、何も飲食しないほうがよいでしょう。
また、牛乳に含まれる脂肪分により消化不良を起こし腹痛が起こる可能性もあります。
胃痛を食べ物でコントロールするには?
胃痛を食事から改善するには以下のポイントに気をつけましょう。
胃痛を悪化させやすい食べ物
胃痛があるときには、アルコール、タバコ、からいもの、酸っぱいもの、熱すぎる・冷たすぎるもの、炭酸を含む飲料、カフェインなどは避けましょう。