オリックス5割復帰ならず!イニエスタが現れた東京ドームで、楽天・岸に完投負け (2/2ページ)
(足の違和感は)打球が当たったとき(7回に田中の打球を足で止めようとした)から少し感じてたと言ってました。(たくさんのオリックスファンが詰めかけていたが)岸が良かっただけに、西もがんばったんですけどね。打線も西ががんばっていたので何とかしたかったですね」と西の好投を称えながらも、岸のピッチングにあっぱれという表情を浮かべていた。
西は試合終了後、自分の足で長い東京ドームの通路を歩いて宿舎に向かう姿が見られ、「前半はテンポよく投げることができた。相手投手がよかっただけに、何とか最後まで投げきりたかった」と最後まで投げられなかった悔しさをコメントしている。
また、この日の早朝、元球団本部長で、常務取締役連盟担当の村山良雄氏が、間質性肺炎のため72歳で死去。現役時代からいちばんお世話になったという福良監督は「残念です。最後にお会いしたのは先週の16日。お見舞いに伺ったんですけど、そのときはまだお話ができたので、いろんな話をしました。チームのことを心配されていたので、感謝しかないですと伝えました」と故人を偲んだ。
取材・文 / どら増田
写真 / 舩橋諄