内田理央、「おっさんずラブ」で見せた同性から嫌われない“パセリ女優力”

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内田理央、「おっさんずラブ」で見せた同性から嫌われない“パセリ女優力”

 多くの女性から支持されているドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)。田中圭演じるモテない不動産会社サラリーマン「はるたん」こと春田創一が、吉田鋼太郎演じるダンディな上司・黒澤武蔵部長と林遣都演じるデキるイケメン後輩・牧凌太から熱烈に愛されることで巻き起こるラブコメともヒューマンドラマとも言える内容が「切ないのに笑える」「キュン死と爆笑で身が持たない」などと大評判なのだ。

 BL漫画要素の強い男性同士の恋愛ドラマに出演する女優は、女性視聴者から邪魔者扱いされがちなのだが、このドラマに登場する、内田理央演じる荒川ちずという「はるたん」の5歳年下の幼なじみは、なぜだか受け入れられているようだ。

「それはズバリ、内田の“パセリ女優力”が高いためでしょう。春田と牧、春田と黒澤、さらに眞島秀和演じる武川政宗主任と牧という3つの男性同士の恋愛模様は、どれも脂身たっぷりの肉料理のようで、そればかりだと胃に重たい。ところがちずが春田に思いを寄せることで脂っこさが緩和されるんです。さらにちずは女子力を前面に出してグイグイ迫るタイプではなく、春田を思うがゆえに悩みを抱え、一歩引いて男性同士の恋の行方を見守っているので、視聴者はちずに共感しやすいんです。なくてもいいように感じる存在だけれどあったほうがいい、肉料理の隣に並ぶパセリのような微妙な存在感を、内田は醸し出しているのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 ネット上では「ちずとはるたんのハッピーエンドだけはイヤだ」との声が多いようだが、はたしてちずの恋は実るだろうか。

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