天才テリー伊藤対談「山田ルイ53世(髭男爵)」(4)男爵の目を生かす番組はどうかな? (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「山田ルイ53世(髭男爵)」(4)男爵の目を生かす番組はどうかな?

テリー 男爵、お子さんはいるんだっけ?

山田 5歳の娘がいます。実は、娘は僕が「髭男爵」ということを知らないんですよ。

テリー えっ、じゃあ、お父さんの職業を何だと思っているの?

山田 どうでしょうね‥‥フレキシブルに働くサラリーマンとか?(笑)。

テリー いつか「普通のサラリーマンにしては、家に変な高い帽子がたくさん転がっているな」と怪しまれるんだよ。

山田 最近、なんとなく気づいているみたいで、それがまた怖いんですよ。

テリー どこまでごまかせるかが勝負だね。しかし、文筆で注目された流れで、例えば「小説を書いてみたい!」みたいな気持ちはあるの?

山田 あ、僕はやる気あるんですけど、今のところはそういうオファーが全然ないんですよね(笑)。ただ出版する、しないは別として、以前から一発屋芸人版「半沢直樹」みたいな本は書いてみたいと思っているんですよ。「一発屋のリベンジ」みたいなものをテーマにして。

テリー へぇ、それ、おもしろそうじゃない。じゃあ髭男爵は、今後どういうことをしていこう、みたいな目標はある?

山田 ここ数年、年に1回単独ライブをやらせてもらっているんですが、そこでスーツ姿の漫才もやってみたんですよ。コスプレで世に出てきた芸人が、正統派の漫才をして、もう一度結果を出す。そういうのってなんかカッコいいじゃないですか。

テリー ああ、レイザーラモンみたいにね。

山田 そうです。でも、実際にやってみたら漫才のウケがイマイチだったんですよ(苦笑)。なので、今は70歳ぐらいまでシルクハットかぶって頑張り続けようと思ってますけどね。

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