「西郷どん」で注目の錦戸亮が乗り越えた壮絶な“妬まれ時代”

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「西郷どん」で注目の錦戸亮が乗り越えた壮絶な“妬まれ時代”

 NHK大河ドラマ「西郷どん」に出演する関ジャニ∞の錦戸亮が好評だ。演じるのは鈴木亮平扮する西郷隆盛の弟・信吾。6月10日の放送で本格的に登場し、吉之助(西郷隆盛)との衝突が注目を集めた。

 関ジャニのなかで錦戸は、主演俳優にしてメインボーカリスト。関西ジャニーズJr.時代から突出した人気があったため、歌手デビュー時は同じ関西ジャニーズJr.の内博貴と共に、「NEWS」と「関ジャニ」を掛け持ちしていた。そのため激しい嫉妬にさらされたこともあったという。

「錦戸は中学生のとき、大先輩の少年隊・東山紀之がメインの期間限定ユニット・Secret Agentに加わり、デビュー曲『Secret Agent Man』のボーカルを任されています。入所直後に事務所にプッシュされ、02年に関ジャニ8(関ジャニ∞の前身)、翌03年にNEWSが結成された際もフロントメンバーに抜擢。NEWSは“東の山P(山下智久)、西の錦戸”と注目されていた2人を売りだすためのユニットといえました」(アイドル誌ライター)

 11年、山下はソロ転向のため、錦戸は関ジャニに専念するためにNEWSを離れた。残された現メンバーの小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久、手越祐也はツラい思いをしたという。ファンから「○○と愉快な仲間たちの、仲間たちだけが残った」「いちごのないショートケーキ」「具のないおでん」などと揶揄され、2トップが抜けたことから「解散したほうがいい」という声も少なくなかった。

「これだけでも錦戸に対する嫉妬はすごいものがありました。さらに関ジャニ内でも嫉妬の嵐にさらされていました。昔は『手紙の受け取り会』というファンとの触れ合いの場があったのですが、錦戸には100人以上の長蛇の列ができた。対してキャリアが浅い大倉忠義は10人ほど。それでも錦戸の列が終わるのを待たなければならず、辛い思いをしたそうです」(前出・アイドル誌ライター)

 そもそも関ジャニは、NEWSに大差をつけられていた。関ジャニは、02年12月に結成されたが、1stシングルをリリースしたのはおよそ2年後の04年8月。対してNEWSは、結成わずか3カ月後にデビューしている。デビュー記者会見の会場も、関ジャニは当時所属していたレコード会社・テイチクエンタテインメントが入っているビルの屋上、対してNEWSは東京・新高輪プリンスホテル(現・グランドプリンスホテル新高輪)の飛天の間。有名芸能人の結婚披露宴などが行なわれる、都内ホテルでも使用料が高く面積が広い会場だ。

 恵まれた環境で育ち、やっかみの声を受け続けてきた錦戸亮。だが、今では実力でそんな声を黙らせている。

(北村ともこ)

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