なぜ?「ウサギの島」大久野島に、居なかったはずの野良猫が... (1/3ページ)

Jタウンネット

ウサギの楽園になぜネコが(ss.mc114さん撮影, Flickrより)
ウサギの楽園になぜネコが(ss.mc114さん撮影, Flickrより)

瀬戸内海には多くの島々が浮かぶが、そのうちのひとつ、広島県竹原市の大久野島(おおくのしま)のことを知っている人は少なくないだろう。名前は知らなかったとしても、「ウサギの島」と言えば、「ああ、あの島」となるはず。

島内のあちこちでウサギが跳びまわる様子はメディアでもよく取り上げられ、野生のウサギと触れ合える島として人気に。竹原市によると、2017年度は36万人以上が島を訪れたという。

そんなウサギの楽園に、野良猫が増えていると18年6月12日付の中国新聞オンライン版で報じられていた。一体何が起きているのだろう。

無責任なことをしているのは誰だ

人がいる島なら、野良猫くらいいるのではと思われるかもしれないが、戦時中に陸軍の毒ガス工場が設置されていた大久野島に「住民」はおらず、町もない。戦後は国が管理する国定公園となり、国民休暇村が設置。現在島に常駐しているのは休暇村の従業員だけだ。

ウサギの楽園になぜネコが(ss.mc114さん撮影, Flickrより)

つまり、一般的な「人が住んでいる島」とは状況がまったく異なる。そんな大久野島になぜ野良猫が現れたのか。

Jタウンネットはまず、島の状況を間近に見ているであろう休暇村に取材を行った。

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