世界の風変わりな10の死の儀式 (2/7ページ)

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特にハイダ族はその先端に空洞をこしらえ、箱に収めた酋長や重要人物の亡骸を安置した。

 箱に収めらた亡骸は死後1年ほど安置される。それを隠す前方のボードには、家紋入りの彫刻や絵が施される。ボードの形と意匠によって大きな家紋のような見た目となる。


・8. バイキングの葬式

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References:funerals-and-flowers

 バイキングの葬式は異教徒の信仰の影響を受けている。彼らは、死後あの世へ導かれ、9つあるバイキング世界の1つにたどり着くと考えた。

 このため、死者を無事あの世に送り届けるためにできるだけのことをした。通常は火葬か土葬のどちらかだ。

 だがバイキングの王の葬儀は奇妙だ。王の遺体は10日間、一時的に墓に安置され、この間に新しい衣服が用意される。

 また奴隷の女の1人は、あの世へお供することを”志願”しなければならない。志願した女には昼夜護衛が付き、大量のアルコールが与えられる。

 葬儀が始まると、女は村の男全員と寝る。それから縄で括られ、最後に女族長によって刺される。王と女の遺体は木製の船に載せられ、そこに火がつけられる。

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