「ブラック企業」だけでなく「グレー企業」もヤバい!「実はダメな会社」の見分け方 (1/2ページ)

新刊JP

『マンガで分かる ウチの会社っていい会社? ダメな会社?』(アスコム刊)
『マンガで分かる ウチの会社っていい会社? ダメな会社?』(アスコム刊)

「働き方改革で毎日定時上がり、大いに結構。ただし、時間内で仕事が終わるなら」
そう考えているビジネスパーソンは多いことでしょう。どれだけ早上がりしても、結局、書類を持ち帰って自宅で仕事をしているようでは意味がありません。しかも、残業代がカットされ、事実上の給与減になるようでは、踏んだり蹴ったりです。

■グレーな会社は淘汰され、給与も下がる

もし、あなたの会社がこうした状況であれば「ブラック企業」とまでは言えなくても、「グレーな会社」かもしれません。政府は2017年に労働基準監督官を100名増員する方針をすでに示しており、今後、不当な労働、賃金規制に対する監視が強化されるのは間違いありません。あからさまなブラック企業だけでなく、グレーな会社もこれからは淘汰されていく流れになるでしょう。

しかし、単純に仕事の量が減り、給与が上がれば「ホワイト企業」でしょうか。一時的に、社員の待遇は改善されても、そのコストで会社の経営が圧迫されれば業績が悪化し、いずれは働く人々にも跳ね返ってきます。

では、これからの時代「いい会社」と「ダメな会社」の違いは何なのか?2018年5月に刊行された『マンガで分かる ウチの会社っていい会社? ダメな会社?』(アスコム刊)から見ていきましょう。

■よい会社は社員を正当に評価している

会社を見分けるポイントはいくつかありますが、なかでも重要なのが
・社員の価値を正しく評価しているか
・社員の頑張りに、給与アップで報いているか
・評価は数字だけで行わずに「伸びしろ」を見ているか

という点です。

これからの時代、いい会社の条件として挙げられるのが「生産性」です。生産性が低いから、違法な残業が発生し、業績も下がるのです。

そして、生産性はただ社員がむしゃらに頑張るだけでは上がりません。そのために必要なのが正当な人事評価です。「何を」「どこまで」頑張るのかという具体的な目標を設定し、結果を正しく評価する。そして、目標を達成したことで得られるメリット(給与)を会社が明確に社員に明示することが重要です。

「「ブラック企業」だけでなく「グレー企業」もヤバい!「実はダメな会社」の見分け方」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る