京成電鉄は2018年6月19日、7月より上野の旧「博物館動物園駅」（東京都台東区）駅舎の改修工事に着手することを明らかにした。新設する出入口扉には、駅近くにある東京藝術大学の美術学部長、日比野克彦氏によるデザインを使用し、上野エリアにおける新たなシンボルの創出を図る。

改修工事の完成後、秋頃を目途に駅舎の一部を公開する予定だ。東京藝大との協働で、歴史的建築物の魅力を伝える展示等を行うとのこと。

旧博物館動物園駅は1933年の12月に開業し、西洋風なつくりが特徴的だ。当時御料地だった建設予定地に昭和天皇の勅裁を受けての建設となった。帝室博物館（現・東京国立博物館）や恩賜上野動物園の最寄り駅として利用されてきたが、利用者の減少により、1997年に営業休止、2004年に廃止となっていた。

休業以来、約20年ぶりの一般公開とあって、ネット上では、

しばらくの楽しみは、上野の旧博物館動物園駅の一般公開だな！
秋に東京行くぞ！
- 佐東 花 (@niina_you) 2018年6月20日

え、旧博物館動物園前駅が一般公開される予定なのか！嬉しい
- たっくん (@tky_kwsk) 2018年6月19日

あのトーハクの近くにある駅舎「旧博物館動物園駅」を改修して一部公開か。