他人の粗探しばかりする癖を直す方法 (1/2ページ)
つい人の粗を探してしまう!
「あなたは人の長所をうまく見つけることができますか?」
恐らく、この質問に自信を持って「イエス」と答えられる人は少ないでしょう。何事においても良い事よりも悪い事の方がインパクトが強く、人は長所よりも短所の方が目についてしまいがちです。褒めることに比べて批判するのはなんと簡単なことでしょう。
だから、“つい人の粗探しばかりしてしまう”という人は多いのですが、人の粗探しばかりではなかなか幸せな人生は歩めません。では、他人の良いところに目を向けられるようになるにはどうしたらよいのでしょう?
粗探しをしてしまうのはなぜ?他人の粗をつい探してしまうのは、自分が優越感を得たいがため。人の粗を見つければ、自分の方がまだマシなんて思えますからね。あるいは自分よりも優れている人や、完璧な人の粗を見つけることで、「この人も自分と変わらない」なんて安心感を得て、妬みを抑えているのです。
つまり、粗探しをしてしまうのは自分に自信がないから。
粗だらけの自分を恥じているからこそ、他人の粗が気になって仕方がないのです。粗探しは一種の自己防衛の手段ではありますが、その虚しさに気付くと心はどんどん沈んでいくばかりです。
粗は探さなくても見えてくるどんな人間であっても何かしらの粗はあるものですし、それは付き合いが深まれば自然と見えてくるものです。粗探しをすればそれはより早く目につくことになりますが、そうなるとその人は「嫌な人」となってしまう可能性が大。
だって、良いところを発見する前に粗を見つけてしまうと、マイナスからのスタートとなってしまうからです。
粗だらけの人を無理に褒める必要はありませんが、粗探しばかりの人はよい人間関係は築けません。粗の気になる人との付き合いは疲れますし、ダメ出しばかりの人と付き合うにも疲れますからね。