ジャパンは「こぶし」のようだった。ジョージア戦で見えたスクラムの進化。 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

 昨秋のフランス戦、先のイタリア戦に続き、欧州勢相手に互角に組んで、自信をまた厚くした。

 密にコミュニケーションを取りながらプレーしている。

「(HO堀江)翔太さんやLOと話しながらやっています。前半、ジョージアが引いてきたときもあったので、カベさん(LO真壁伸弥)に、そんなに押さなくていいと伝えたときもありました」

 具はスタジアムの芝の状態にも触れ、「雨でも滑らず、スパイクがしっかり芝を噛んでいました」。ポイントの長さも普段の21㎜でなく、18㎜でよかった。

 相手がサモア、フィジーとの戦い(フィジーでのパシフィックネーションズカップ)を終えた後のツアー終盤だったことを差し引いても、強力FWを向こうにセットプレーで手応えをつかめたことは大きい。

 ワールドカップ開幕まで450日あまり。

 ジャパンは確実な進化を見せている。

 

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