もし船越英一郎と付き合ったら、恋愛もまるでサスペンスな件 (1/2ページ)

マイナビウーマン

もし船越英一郎と付き合ったら、恋愛もまるでサスペンスな件
もし船越英一郎と付き合ったら、恋愛もまるでサスペンスな件

“あの有名人と、もしも恋に落ちたなら”。きっと誰しもが考えたことのある、生産性ゼロでくだらない空想。今夜は、巻き込み事故で世間を騒がせた噂の彼との恋。ちょっとでいいから語らせて。

第2回「もし船越英一郎が往年の恋人だったら」

華麗なる芸能一族に生まれながらも、バカな女には手を出さず、基本は玄人好み。育ちがいいせいか、遊び方が粋で、いつもふわっと大人の男の香水を身にまとい、夜の街を華麗に飲み歩いていたあなた。夜の蝶たちは口の堅い女ばかり。それでもあなたが大人の恋の駆け引きに疲れたとき、ふっと漏らすため息に、私は惚れこんだ。

2時間ドラマが多かったころは、地方ロケで必ず銘菓を買ってきてくれた。駅で買えるようなモノではなくて、本店に出向かないと買えないような、高級ナマ菓子。貴金属よりも花束よりもうれしかった。たとえマネージャーが買っていたとしても。そして、会えるのが月イチだったとしても。

自らサスペンスに巻き込まれていくあなた

その逢瀬が急になくなり、行動すべてが怯えに支配されるようになったのは2000年代前半。粋な夜遊びも一切なくなり、何かに魂を吸い取られてしまったあなた。それもそのはず。自ら地獄の釜のフタを開けちゃったんだもの。浮名を流したあなたも、根は真面目。きっちりと家庭運営できるあの人との生活に、希望を抱いたのでしょう。私は掃除と金勘定が苦手。そこは潔く負けを認める。あの人の夫になるあなたを、泣きながら送り出した。

この十数年の悪夢のような経験は、まるでサスペンス。「あの人の夫」としての地位を築き、いい夫婦として世間に認められたあなたが、まさかこんな劇場型騒動に巻き込まれるなんて。私は選ばれなかった自分を不憫に思う前に、「そらみたことか」とほくそ笑んでしまった。お父様の勘は正しかった。近づいてはいけない女のトップクラスに君臨するあの人。そこを読み取れなかったあなたの落ち度。読み取らせなかったあの人の勝利。闘いは続いているようだから、そっと見守るけれど。

ドラマ『黒い十人の女』では、出ていないはずのあの人が画面のどこかにいるんじゃないかって、毎回探してしまった。だって、生霊くらい飛ばせそうだもの。あなたが困惑顔で画面に映るたび、背後にあの人がいるような錯覚に。

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