サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「昨年3着レジーナフォルテが勝つ」 (2/2ページ)
この馬にとって直千競馬はピッタリの条件と言っていいのだ。
今回は昇級初戦で相手は一気に強くなるが、前走から1キロ軽い斤量での競馬となる。持ち時計も速く、互角に渡り合っていいのではないか。
曾祖母はエリザベス女王杯を勝った女傑タレンティドガールで、ニッポーテイオー(安田記念などGI3勝)など近親、一族に活躍馬が多くいる血筋。よほどの道悪にならないかぎり、チャンスがあっていい。
札幌のメインはクイーンステークス。過去16年、馬単での万馬券は6回(馬連では2回)で、こちらも中穴傾向の重賞と言ってよいが、この間、1、2番人気馬でのワンツー決着は、わずか1回のみ。やはり、下馬評どおりとはいかない。
充実ぶりが目立つ4、5歳馬がよく連対を果たしているが、斤量が軽い分、3歳馬もよく活躍している。狙ってみたいのは、その3歳馬、リバティハイツだ。
桜花賞6着以来になるが、放牧でリフレッシュされてから、ここを目標に丹念に乗り込まれ、臨戦態勢はきっちりと整っている。「重め感はなく、力を出せる仕上がり状態」とは、厩舎スタッフが口をそろえるところ。1週前の追い切りも軽快だった。
折り合い面に不安はなく、初めての芝1800メートルの距離も問題なしだ。
母はイエローリボンSなど米GI2勝馬。古馬相手でも力は決してヒケを取らない。