夏の日差しには目のUVケアも忘れずに! 気をつけたい紫外線の目への影響 (1/6ページ)
野外で過ごす時間も増えるこの季節に気になるのは紫外線のケアですが、顔や手足だけでなく、実は目もケアが必要なことをご存知ですか?
紫外線の目への影響は、こんがり焼けた肌のようにわかりにくいため気が付きにくいので、とくに注意してケアする必要があるそうです。
今回は、この目への紫外線の影響について、医師に解説していただきました。
目が紫外線を浴びるとどんな影響がある?
日光には目に見える光(可視光)と、目に見えない紫外線や赤外線が含まれています。これらの光はエネルギーを持つ電磁波であり、目の表面の細胞に対して様々な影響を及ぼします。
また、一部は黒目(角膜)や水晶体を通り越し、目の奥の網膜や脳にも届き、全身に影響を与えます。
日光や紫外線が原因でなりうる目の病気
光線角膜炎(いわゆる雪目)
雪山やマリンスポーツで強い日光を浴びた際に起こりやすい症状で、黒目や白目の細胞が細かく点状に傷つき、強い痛み・充血・涙目などが起こります。
翼状片、瞼裂斑
紫外線の作用により白目の細胞が過剰に増殖し盛り上がるものです。