大阪桐蔭はKKコンビのPL学園以上! 第100回夏の甲子園「金の卵」リスト (2/2ページ)

日刊大衆

どうやらプロの評価は、投手よりも野手・根尾のようですね」(前出のスポーツ紙記者)

 そして大阪桐蔭にはもう一人、ドラ1候補がいる。

大阪桐蔭にはドラフト候補が6人!?

 高校ナンバーワン打者との呼び声も高い、外野手の藤原恭大だ。彼は高校入学後、1年生でレギュラーをつかむと、2年生春のセンバツ決勝で2本の本塁打を放ち、優勝に貢献した。高校生離れしたバッティングセンスもさることながら、藤原にはさらに非凡な点がある。

「藤原は守りも超高校級なんです。外野の守備範囲が広く、難しい打球の処理もうまい。打つだけの選手ではないので、将来が楽しみですよ」(プロ球団関係者)

 この2人のドラ1候補以外にも、大阪桐蔭には逸材がズラリ。「投手ではエースの柿木蓮と大型左腕の横川凱、野手では強肩捕手の小泉航平、他チームなら4番を打てる山田健太、天才的な打撃を見せる中川卓也といったところが、プロの指名を受けるともっぱらです」(スポーツ紙デスク)

 そんな大阪桐蔭に対抗しうるのは、“東のスター軍団”横浜。投の及川(およかわ)雅貴、打の万波中正を筆頭に、超高校級の選手たちが何人も顔をそろえている。まだ2年生の及川は、3年生の板川佳矢にエースの座を譲ったものの、中学時代にU-15代表に選ばれた本格左腕。今春の試合で152キロをマークし、一躍スターダムにのし上がった。

 一方の万波は、コンゴ人の父と日本人の母を持つハーフ。190センチ・89キロという恵まれた体格を生かしたパワーヒッターで、県予選の決勝では、横浜スタジアムの左翼席最上段に超特大アーチを放っている。

 2人ともまだまだ荒削りだが、大甲子園にふさわしいスケールのでかい野球を見せてくれそうだ。

 もちろん夏の甲子園には、まだまだ金の卵たちがめじろ押し。8月6日発売の『週刊大衆』8月20・27日合併号では、さらに全国の有望選手を紹介していく。

「大阪桐蔭はKKコンビのPL学園以上! 第100回夏の甲子園「金の卵」リスト」のページです。デイリーニュースオンラインは、桑田真澄高校野球甲子園ドラフトスポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る