大阪桐蔭はKKコンビのPL学園以上! 第100回夏の甲子園「金の卵」リスト (1/2ページ)

日刊大衆

大阪桐蔭はKKコンビのPL学園以上! 第100回夏の甲子園「金の卵」リスト

 ついに開幕した夏の甲子園。今回は第100回の記念大会とあって、出場校は56校と過去最多。秋のドラフト会議でプロに指名されるであろう有力選手たちも多数出場している。

 中でも、スカウト陣からのひときわ熱い視線が注がれているのは、“スター軍団”大阪桐蔭高だ。

「これまでも桑田真澄清原和博を擁したPL学園など、複数のドラフト候補を抱える高校はありました。しかし、今年の大阪桐蔭はケタ違いで、“各ポジションにドラフト候補がいる”とまで言われるほど。こんなに粒ぞろいのチームは史上初でしょう」(高校野球を取材し続けてきたベテランのスポーツ紙記者)

 そんなチームにあってドラフト1位指名、さらには競合も間違いなしと、圧倒的な評価を受けているのが、投手の根尾昴だ。

 彼の運動能力は、幼少期からズバ抜けていた。小学生で、すでに128キロのストレートを投げ、中学時代にはアルペンスキー大会で全国優勝したことも。また学業成績も優秀で、成績は常にオール5。医者の両親は、医学の道に進ませたかったようだ。

 しかし根尾は野球を選び、猛者の集まる大阪桐蔭に進学。1年生でベンチ入りを果たすと、今では投手、遊撃手をこなす「二刀流」として、チームを支える中心選手となった。最速148キロのストレートとキレのあるスライダーを武器とする投手として、春のセンバツでも大活躍したが、専門家はまた違う見方をしているようだ。

「ソフトバンクの王貞治会長が“打撃を生かして野手に専念すれば向こう15年、遊撃手はいらなくなる”と、根尾の素質をベタ褒めしていたんです。

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