15歳のKōki,が「40代が支持するブルガリ」のアンバサダーに選ばれた信じがたい理由 (2/2ページ)
《あきらかにゴリ押し》
《アンバサダーと購買層の年齢一致してなくない?》
《彼女が身に付けてる物の良さが何一つ伝わってこない》
《オバさんだけど、この子がブルガリの何を身に着けていても欲しいとか思えないかな》
《かわいいとは思うけど、マダムっぽいイメージとは合わない》
うまい汁をすするブローカーの存在も噂される
「古くは2011年に『グッチ』が武井咲を、17年に『シャネル』が小松菜奈を、また今年3月には『クリスチャン・ディオール』が水原希子を、それぞれアンバサダーとして起用していました。しかし、いずれの人選も『ブランドイメージにそぐわない』と批判的な意見が多かったですね。件のブルガリは今年2月のアクセサリーコレクション発表イベントで、ゲストアンバサダーとして桐谷美玲を起用していましたが、こちらも、かつて彼女がギャル系のモデルを務めていたせいか、ファンからは『安っぽいファストファッションに見える』と酷評されていました」(ファッション誌編集者)
これまでの日本法人による歴代「アンバサダーマネジメント」は、そのほとんどが失敗していると言っても過言ではない。
「すべてのブランドがそうではないと思うのですが…あるブランドでは『日本の有名人のことなんて分からないから』と、日本法人に丸投げだそうです。某社の人が『(本社への)電話1本で決まった』と話していたのを耳にしたことがあります」(同・編集者)
「餅は餅屋」ではないが、確かに日本のことは日本人が最も分かっているはずであり、本社が現地法人に丸投げするのもうなずける。
「ちょっと前の話ですが、ブランド業界と芸能界をうまく結び付けて、うまい汁をすするブローカーのような人物が存在する…なんて話も聞いたことがあります。まぁあくまでウワサですけどね」(同・編集者)
目下、連敗続きと言わざるを得ない日本におけるアンバサダーマネジメント。もしもその背後に、本社の目が届かないことをいいことに好き勝手に私腹を肥やす何者かがいたとしたら、それがブランドへの信頼感を喪失させることになるかもしれない。
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