マーライオンだけじゃない!多文化国家シンガポールで、アラビア世界を体験しよう (1/3ページ)

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マーライオンだけじゃない!多文化国家シンガポールで、アラビア世界を体験しよう

シンガポールと言えば、マーライオンにマリーナベイサンズ、ナイトサファリと、お決まりの観光スポットが浮かぶ人が多いのではないだろうか。もちろん、それらの定番スポットは、シンガポールを訪れた際には外すことのできない観光地だ。

しかし、シンガポールの魅力はそれだけではない。

あまり知られていないかもしれないが、実はシンガポールには、アラブストリートやリトルインディア、カトンエリアなど、それぞれの文化の特色が色濃い地域が点在している。今回は、そんな多文化国家であるシンガポールの中でも、イスラムの匂いが濃い地域、アラブストリート周辺について紹介しよう。

MRTブギス駅を降りると、ヒジャブを被って歩く女性の姿を多く見かける。駅を出た瞬間から、イスラムの匂いを感じることができるだろう。そしてそこから約10分歩けば、イスラム文化の色濃い地区、アラブストリート周辺にたどり着く。

この地区の最大の見どころは、なんといってもシンガポール最大のモスク「マスジット・スルタン」だろう。

黄金に輝くモスクのたまねぎ屋根が、遠くからでもひときわ目を惹く存在となっている。近づき、間近で見てみれば、その美しさはより一層際立つ。

靴を脱いで中に入るとすぐ、日本語、中国語、フランス語、韓国語など、13ヵ国語に翻訳されたイスラム教の聖書、コーランが置いてある。

時間が許すのであれば、手に取って読んでみるのもいいだろう。
ここに毎日巡礼にやってくる、イスラム教徒の世界観を知れる良い機会だ。

マスジット・スルタンは、1階のホールが男性がお祈りする場所、2階が女性のお祈りする場所となっており、観光客は1階のホールの外からの見学となる。

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