『PON!』打ち切り決定で始まった日本テレビの非情なるリストラ劇

週刊実話

『PON!』打ち切り決定で始まった日本テレビの非情なるリストラ劇

 テレビ界で盛んに噂されていた日本テレビ系の『PON!』が、9月27日の放送を最後に幕引きを図る。この一報に慌てているのが出演者たち。なんと、後番組には青木源太アナ以外、全員リストラ通告を受けているという。

 「後番組は『バスケット』(仮題)という局アナメインの情報エンターテインメントになる。主な出演者は青木アナと尾崎里紗アナが中心です」(テレビ事情通)

 さらに、レギュラーに芸能人が出演しない方向で調整が行われているという。
「制作費圧縮のためです。『PON!』は視聴率が2%程度なのにも関わらず、制作費は1本当たり1000万円超え。この8年間で5億円近い赤字額になっているんです。だから、出演料がかかる芸能人や、権利関係の出てくるジャニーズタレントはすべて排除する方針です。新番組のプロデューサーは、情報番組で北朝鮮ばかりを追い掛けてきた軍事オタク。普通のテレビマンの感覚ではないため、大手芸能プロの圧力など屁にも思っていないようですよ」(同)

 出演者の中でも顔面蒼白状態なのが、メインMCを務めていたビビる大木(43)と『ますだおかだ』の岡田圭右(49)。

 なんと10月以降、キー局の地上波レギュラー番組が一気に消滅してしまう可能性が出ているからだ。
「大木も岡田もつい最近、聞かされたようです。あまりに突然の出来事で、他の仕事が手に付かないそうです。大木にとって『PON!』以外の出演番組は3本のみ。同様に岡田も2本のみ。10月以降、新たに地上波キー局でレギュラーが取れるかどうかで、彼らの今後が決まります。かなり厳しい状態に追い込まれたと言っても過言ではありません。2人とも、年収は大幅にダウンすることは間違いなく、事務所が新たな仕事をゲットできないと最悪1000万円を下回る可能性も出てくる」(放送作家)

 大木や岡田以外でも、唯一のレギュラー番組だった『NEWS』増田貴久や辺見えみり、小嶋陽菜も崖っぷち状態にあるという。
「現在、他局で新たなレギュラーが決まったという話は聞こえてこない。こうしてみると、改めて『PON!』がB級芸能人にとって貴重な番組だったということです」(芸能プロ幹部)

 そして、極めつけが同局の笹崎里菜アナだ。
「笹崎アナは月曜から水曜の3日間、エンタメコーナーでナレーターを務めていた。今回の打ち切りで、『シューイチ』のみになってしまった」(制作関係者)

 多くの芸能人や局アナが、路頭に迷うことになった打ち切り劇。テレビ界のリストラは始まったばかりだ。

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