山口達也の「ハワイ移住説」が100%あり得ないワケとは

アサジョ

山口達也の「ハワイ移住説」が100%あり得ないワケとは

 女子高生に対する強制わいせつの容疑で書類送検され、5月6日にジャニーズ事務所から契約を解除された元TOKIOの山口達也。事件の際には相当な酩酊状態にあったとされ、現在はアルコール依存症の治療で入院中と言われている。8月15日付の日刊ゲンダイでは山口が入院しているとされる病院を直撃しており、その行方を各マスコミが追っている状態だ。

 そんな取材攻勢にも関わらず、いまだその行方が知れない山口。一部には「ハワイに移住したのでは」との観測もあり、それならいくら国内を探したところで見つからないのも当然だ。しかしアメリカ事情に詳しいトラベルライターによると、山口がハワイにいる可能性は「ゼロ」だというのである。

「山口は強制わいせつに関して書類送検され、起訴猶予処分となりました。これは被疑事実が明白で、山口が未成年女子に対して強制的にキスをしたことは認定されたということ。しかも著名芸能人のため、彼の事件は広く知られています。そのため山口がアメリカに渡航したくても『前歴あり』とみなされ、入国を拒否されるのはまず間違いないでしょう。アメリカでは未成年者に対するわいせつ事件は日本よりもはるかに重罪で、彼がアメリカ人俳優だったら実刑判決を受けていた可能性も小さくありません」

 ただ山口の場合、アメリカのESTA(電子渡航認証システム)やビザの申請で問題となる「逮捕または有罪判決」には至っていないはず。それならアメリカ入国の可能性は残っているのではないだろうか。

「たしかに山口は逮捕されていないものの、警察から複数回の取り調べを受けており、DNA鑑定も行われていたとか。これがアメリカであれば、この手の捜査は逮捕後(arrested)でないと行うことができず、アメリカ側の理解としては山口は逮捕されていたも同然なのです。そしてESTAやビザの審査はあくまでアメリカ側の手続きで進められるので、日本の法律が定める『逮捕』の形式がそのまま適用されるのではなく、アメリカ側の判断が基準となります。そのため山口は『未成年者への強制わいせつで逮捕された容疑者』とみなされ、アメリカに入国できる可能性はゼロと考えるべきでしょう」(前出・トラベルライター)

 ならば国内でしっかり療養するしかない。

(白根麻子)

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