子どもだけだと思ってない?! 「大人のあせも」かきむしる前に対策しよう (1/4ページ)

Doctors Me

「Doctors Me(ドクターズミー)」コラム画像
「Doctors Me(ドクターズミー)」コラム画像

猛烈な暑さが続く中、外に出れば滝のように汗が流れ、屋内にいてもじんわりするような汗をかくせいで、夕方にはあせも(汗疹)がかゆくて仕方ない、という方も少なくないのではないでしょうか。



あせもは赤ちゃんや子どものものと考えがちですが、実は大人にも多く、特に下着の締め付けやメイクなど大人ならではの原因でも起きるため、しっかり予防したいですね。



今回は、そんな「大人のあせも」について、かきむしってしまう前にぜひ知っておきたい治し方や予防法を医師に解説していただきました。




あせもって一体なに? 

皮脂は毛穴の奥にある皮脂腺から作られ、毛穴を通って皮膚の表面に出ますが、汗は皮脂とは違う管を通ります。皮膚の奥に汗腺という分泌腺があり、汗腺で作られた汗は細い管を通って皮膚表面に出てきます。この管が詰まると、皮膚の中に汗が溜まります。これがあせも(汗疹)です。汗が皮膚のどの深さに溜まるかによって、いくつかに分けられます。



水晶様汗疹

汗が皮膚の表皮という浅い部分に溜まると、水晶様汗疹と呼ばれます。皮膚表面から見ると、水晶のようにキラキラする小さい水ぶくれができます。子供に多いですが、大人でも発熱などで汗が多くなるとできる場合があります。数日で自然に治る場合が多いとされています。



紅色汗疹

紅色汗疹では、汗が真皮内に溜まると、汗の管以外にも汗が漏れ出し、赤い盛り上がりになり、炎症を起こしかゆみがあります。

「子どもだけだと思ってない?! 「大人のあせも」かきむしる前に対策しよう」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る