志村けん「女性陣のレッスンに密着したのは体を見るのが好きだから」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕 (3/4ページ)
それに、お客さんの反応もまた違うんだよな」
ゆま「それ、私も感じます。なんというか、“待ってましたー!”というノリで出迎えてくれるんですよね」
志村「お芝居の途中で拍手が起こることもあるもんな。それに、お客さんの年齢層が幅広い。子どもからお爺ちゃん、お婆ちゃんまで観に来てくれているもんな」
ゆま「地方公演といえば、バスで移動したことがありましたよね。姫路→島根→松山のコースだったかな」
加島「え? 全員でバス移動だったんですか?」
志村「そう(笑)」
加島「修学旅行みたいです」
ゆま「そのバス移動のときも、志村さんがヒドいんです。車内で寝ている人がいると、必ずイタズラを仕掛けるんです。だから、油断して寝てられない」
志村「ヒヒヒッ」
ゆま「一番、元気なんですよね。バスの中では志村さんも寝てください」
志村「ダメなんだよ。俺、乗り物の中では寝られないタチでね。暇だから、チョッカイを出したくなる」
ゆま「小学生じゃないですか(笑)」
■お酒ばかり飲んでいるのにそのパワー!
高嶋「あの、ちょっと、志村さんにお聞きしたいことがあるんですけど……」
志村「なんだい?」
高嶋「台本を見ると、志村さんのセリフの量がものすごく膨大。台本の半分は志村さんのセリフなのに、どうして完璧に覚えられるんですか?」
加島「私もソレ、ずっと不思議でした。しかも、お稽古の時点で、セリフじゃないように聞こえるぐらい、自然としゃべられるので」
ゆま「しかも、アドリブまで入れる余裕(笑)」
志村「必死で覚えているんだよ。俺だって最初は覚えるのが苦手だったよ。だから、常に台本は読むようにしているんだ。