木村拓哉らが豪雨被災地で炊き出し、「24時間テレビ」の影で称賛の声相次ぐ

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 元SMAPの木村拓哉(45)と、TOKIOの城島茂(47)、そしてKis-My-Ft2やジャニーズWESTのメンバーらが、8月26日、西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた愛媛県宇和島市に現れ、炊き出しを行った。”チャリティ”を謳いながらタレントが巨額のギャラをもらう”商業放送”『24時間テレビ』(日本テレビ系)に批判が集まる一方で、テレビカメラを入れずに被災地で炊き出しする”真のボランティア”に賞賛の声が集まっている。

 彼らが訪れたのは、吉田町にある小さな公民館。同地は7月に記録的な大雨に襲われ、大浸水に見舞われた。次々と土砂が崩壊し、死者や負傷者が続出。さらに地場産業である柑橘栽培も壊滅的なダメージを受け、住民らの心痛は計り知れないと報じられた。支援物資などは徐々に届くも、インフラ復旧は大幅に遅れ、1ヶ月もの断水が続いていた。

 そこに、調理器具や食材を搭載したトラック車両で駆けつけたジャニーズの面々。最高気温35度(26日・愛媛県)の炎天下の下、黒のキャップに黒Tシャツ&黒ジーンズ姿のメンバーたちは額に汗をかきながら、手慣れた様子で炊き出しを行っていったという。

 ボランティアの間は撮影規制も特にされることもなく、木村は炊き出し後もサインに応じ、特に笑顔を振りまいていたという。木村はお隣の高知県・平野ビーチにサーフィンで通っていることもあり、四国には思い入れも強かったのかもしれない。

 SNSには「炊き出しが終わった後サイン会があったらしく暑い中ひとりひとりにサインしてるキムタクの写真が送られて来ました。かっこいいです」「私の地域は何とも無かったんだけど、少し離れた地域では死者もいた…今日はキムタクが来てるって友達からのメール!! 多忙な方なのに何ともありがたい」など、感謝のコメントが数多く見られた。またそのニュースを受けたファンからも、「ギャラまみれの24時間テレビよりよっぽどチャリティー」「みやぞん! 走っても誰も救えない。炊き出しやれ」との声もあった。

「じつは、キムタクは8月4日にも三宅健(39)、生田斗真(33)らと広島県呉市で炊き出しを行っています。この時も完全お忍びで報道陣はなし。炊き出しは親交ある石原軍団譲りで見事な手際だったと言われます。さらに、注目を集めたのは滝沢秀明(36)で、スコップなど自前装備で単身、瓦礫撤去に参加していたそうです」(週刊誌記者)

 スーパーボランティア・尾畠春夫さん(78)ではないが、奉仕は誰かに褒められるためにするものではないし、見返りを求めるものでもない。ましてや、数千万人の衆人環視の中で、感涙演出を背景に為すものであろうはずがない。カメラがなくともカッコいい、そんな真のボランティアたちに拍手を送りたい。

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