みのもんた本人が明かす、銀座での“酒豪伝説”裏話 (2/3ページ)

日刊大衆

■梅沢富美男、高田純次と飲み明かした夜

 今、芸能界で一緒に飲むのは、梅沢富美男さん(67)と高田純次さん(71)かな。梅沢さんがまたつきあいがいいんだ。その律義さと行動力には驚かされる。ぼくが京都で飲んでいるときだった。彼は名古屋の御園座で公演の真っ最中。

「さすがに今晩は飲めないよねぇ」

 そんな電話を入れたわけさ。そしたら、ちゃんと、やって来た(笑)。舞台を9時に終えると、そのままタクシーに乗って京都に一直線で11時に来た。翌日、舞台があるにもかかわらず、深夜まで平然と飲んだからね。このつきあいの良さには兜を脱ぎましたよ。

 僕が休暇で沖縄に滞在していたときは、もっとすごかった。来るのはまず無理だと分かっていながら、ぼくは誘いの電話をかけた。

「今、沖縄にいるんだよ。部屋を余分に取ったから、よかったら来ない?」

 意地悪だよね(笑)。だってオンシーズンだったから、東京から沖縄への空の便はすべて満席。一応、ホテルのフロントで確認したところ、「JALもANAも取れません」との返事だった。ところが、梅沢さん、翌日、僕が泊まっていた沖縄のホテルに当たり前のような顔で現れた。

「えっ、どうやって来たの⁉ だって、飛行機は満席だったでしょ。何か特別な裏技とか使ったわけ?」

 かなりしつこく聞いたんだけど、ニヤニヤしているだけ。結局、何も教えてくれなかったね。でも、楽しかったよ。梅沢さんとは2泊3日のゴルフ三昧。そして当然、夜は飲み明かした。

 梅沢さん、今日は空いているのかな。ちょっと電話してみようっと。

(携帯電話で梅沢さんに電話をするが、留守電になる)

 “もしもし、梅沢さんですか~。

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