ゲレーロ復帰でも喜べない高橋監督のホンネは? (1/2ページ)

リアルライブ

ゲレーロ復帰でも喜べない高橋監督のホンネは?

 ”お騒がせ外国人選手”ゲレーロがスタメンに帰って来た。一軍登録された8月26日の阪神戦で「6番・左翼」でスタメン出場し、3打席目に結果を出した。左翼席中段まで運ばれた大飛球に観客もどよめいていたが、高橋由伸監督(43)の表情は複雑だった。
「ゲレーロは17日の中日3連戦から一軍に帯同していました。ここ数日、高橋監督はベテランの阿部を復帰させ、一塁を守っていた岡本にレフトを守らせるなど攻撃重視のスタメンを組んできました。得点力アップを目指すなら、ゲレーロの復帰も時間の問題と目されていました」(スポーツ紙記者)
 高橋監督の表情が晴れない理由は、いくつかある。同日の試合を落としたのはもちろんだが、本当はゲレーロを使いたくなかったのではないだろうか。

 ゲレーロが登録を抹消されたのは、6月15日。打撃不振と体調不良によるものだが、その後、高橋監督との面談をキャンセルするなど”反抗的な態度”も重なり、一時は「もう、用済み」なんて声も出ていた。
「16年シーズン、手抜きプレーや練習怠慢で一喝したクルーズは、そのまま干されてしまいました。高橋監督はそういう反抗的な態度を許しませんから」(プロ野球解説者)
 ゲレーロもクルーズと同じ道を辿ることになると思われていた。
 高橋監督が懐の深さを見せたわけでもなければ、ゲレーロが猛省したとの話しも出ていない。二軍での打撃成績も芳しいものではなかった。それでもスタメンに復帰させたのは、高橋監督が根負けしたからのようだ。

「二軍首脳陣からも『苦情』が寄せられていました。いつまでも二軍に置いておかれると、他選手の出場機会がなくなるし、不真面目な態度は若手に悪影響だ、と」(球界関係者)
 しばらくは聞き流していたそうだが、高橋監督はゲレーロの一軍帯同を許可。しばらくの間、様子を見て一軍登録に至ったわけだ。
「一軍スタッフも言葉を変え、高橋監督に進言していました。このまま放っておけば、本当に腐ってしまう、と」(前出・同)

 集中力が持続しない気まぐれな性格も分かったうえでの獲得だったのだが…。
 アダメス、メルセデス、マルティネスといった育成登録の外国人選手が奮闘し、一時期は戦力外状態だった。

「ゲレーロ復帰でも喜べない高橋監督のホンネは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧