軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!
杉作J太狼XE先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」

　さて。

　この連載もずいぶん長くなってきているが本来のテーマとまったく関係のないことをここのところずっと書いていたよーな気がする。

　気がする、というか、事実なのですが。

「いいかげんにしてくれ」と、ハッキリ言われたわけではないが担当のＳ君の雰囲気からなんとなくそんな感じのものを感じたので本来のテーマに戻してみたいと思う。

　ま、すでにこの俺の対処方法がこの連載で表現していきたかったことではあるのだが。

　わかるかな？

　なんのことかわかるかな？

　それは「やっちまった！」と思ったらすみやかにその誤りを認めて事態を修復、あるいは軌道を修正することである。

　日常生活でもあるよ。

　言ってはならないことを言ってしまった、なんてことが。相手が気にしていることをうっかり口にしてしまったり、腹立ちまぎれにいくらなんでもそれだけは言ってはならないようなことを言ってしまったり。もはや昔すぎて引用するのも気が引けるが渥美清さん演じるフーテンの寅さんがよく言ってた。

「それを言っちゃあおしまいよ」というやつである。

　ま、それを言わねば気が済まない、もう人間関係もなにもかもなくなってしまっていいからそれでも言いたい。そういうことも世の中にはあるだろ。またもや古すぎてピンと来ない人も多いだろうがエモやんこと江本孟紀さんが阪神タイガース時代に言ったといわれる、

「ベンチがあほやから野球でけへん（できない）」

　など典型である。事実、エモやんは阪神タイガースどころかプロ野球から引退した。が、その早すぎた引退のおかげで持て余したパワーをタレント活動に発揮。