シンガポール、カトンエリアで、プラナカン文化を堪能しよう (1/2ページ)

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シンガポール、カトンエリアで、プラナカン文化を堪能しよう

観光地として日本人に人気のシンガポール。そのシンガポールの南東に、「カトン」と呼ばれるエリアがある。あまり知られていないかもしれないが、実はカトンには、この地区ならではの魅力的なスポットが多く存在する。シンガポール料理を代表するラクサの発祥と言われるお店や、伝統的なプラナカン文化の街並みなど、他では味わえない楽しみ方ができるだろう。

今回は、そんなカトン地区に訪れたら、ぜひ訪れてほしいスポットを紹介しよう。

カトンエリアとは?

そもそもカトンエリアとは、一体どんな場所なのだろう。シンガポールには、アラブストリート、リトルインディア、中華街など、それぞれの文化の息づく地区が多く点在しているが、ここカトンは、マレーと中国、そしてヨーロッパの文化が混ざり合う、プラナカン文化の色が濃い地区だ。プラナカン文化とは、約600年ほど前、貿易の拠点であったマラッカにやってきた中国人たちと、現地のマレー人達の間に生まれた子孫たちが育んできた文化のことを指す。イギリス植民地時代には、マレーと中国以外にも、ヨーロッパやアジアの様々な文化が混ざり、独自の文化となっていった。プラナカンの代表的な文化として、鮮やかな色合いのビーズをふんだんに使った刺繍や陶器、中華とマレー料理の合わさったニョニャ料理などがあげられる。カトンエリアは、それらの文化を存分に楽しめる地区なのだ。

1.イースト・コースト・ロード

この地区一番の見どころは、やはりメインストリートであるイースト・コースト・ロードだろう。

道沿いにはプラナカン様式のカラフルな建物が立ち並んでおり、プラナカン文化特有のカラフルな刺繍雑貨が買える店や、カトンアンティークハウス、シンガポール料理の代表格「ラクサ」が食べられる店などが入っている。インド料理、中華料理などの店も多くあり、カトン地区での昼食の際は、この通りへ来ればまず間違い無いだろう。

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