・砂防ダムを乗り越えて京都市を襲う
京都府の調査によると、いま現在も28世帯(54人)が不法に砂防ダム内に住んでおり、民家や集合住宅などが50棟ほど建てられているという。それらの家屋が台風や豪雨で倒壊し、砂防ダムを乗り越えて京都市を襲うことがあれば、人の命を奪うことに繋がりかねない。

・非常に危険な状態
実際に砂防ダムの集落に出向いてみたところ、砂防ダム内は盆地のようになっており、砂防ダム内に入るには2か所ある階段を下りていくことになる。砂防ダム内には小川が流れており、台風や豪雨によってこの川が増水し、家屋の浸水に至る。砂防ダムが決壊すれば、その先には住宅地や小学校や保育所などがあるため、非常に危険な状態といえる。

・粗大ごみと思われる物が放置
集落には倒壊寸前の建物が複数あるだけでなく、粗大ごみと思われる物が放置されていた。台風や豪雨によって、家屋や粗大ごみが流されれば、重大な事故になりかねない。いちはやく、砂防ダム内から集落を移動させる必要があるのではないかとの声が複数あがっている。

・京都の砂防ダムエリアに関するツイート

京都の砂防ダム内の集落。
DIY感がかっこいいね。 pic.twitter.com/yjQHRjTDTf

— 村田らむ (@rumrumrumrum) August 3, 2022

実家からすぐ近く、大雨が降ると流されている京都の砂防ダム。今回やばすぎでしょ。 pic.twitter.com/pgnTtW9NFP

— はとよめ (@HatoAttack) July 6, 2018

京都市に避難勧告が出ているところですが、そんな川の流域の砂防ダム内に家がある京都市北区衣笠開キ町を見てみましょう。 pic.twitter.com/zI6KjGv7HK

— .kon/77chu (@natsukon_) July 6, 2018

もっと詳しく読む: 砂防ダム内に勝手に家を建てて不法占拠 / 台風や豪雨で大災害を招く危険性アリ「京都市が危険な状況」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2022/10/17/risk-of-dam-breakdown-kyoto-news/